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各種コミュニケーションツールのメリット・デメリットをまとめてみた。

以前から、各コミュニケーションツールについてのメリット・デメリットをまとめたいなーと考えていましたが、今が良い機会かなと思ったので公開してみます。

あくまで自分なりの見解ですので、もし、「こういうのもあるよ!」とご意見があればぜひコメントをお願いします。

📞電話(固定・携帯)

メリット
・すぐに相手に連絡が取りやすい(特に緊急など、どうしても連絡をつなぎたいときには有効)。
・幅広い世代に浸透している。

デメリット
・仕事などで集中していると、意識の分断をされるので、対応が終わったあと、再び元の集中力を掴むのと、戻すのに気力と時間がかかる。
・言った言わない問題が起こる。
・はっきり言わないと聞き間違いが生じやすい。
・相手が見えず、話し方や声色だけで相手の状況を判断する必要がある。
・慣れるまでのハードルが高い。
・時間帯を考えて連絡する必要がある。
・話だけで漢字や図、状況などの説明しなければならないので、相手の言語化能力・想像力のレベルによって伝わり方が変わりやすい。

《個人的見解》
ビジネスで使用する基本的ツールと言っても過言ではないものです。幅ひろい年代に使われてはいるものの、電話営業が嫌われたり、現代の10〜20代にとってはあまり好まれないツールであること、チャットが普及されてるため、(完全にではないですが)今後、利用頻度が低下する可能性があるかもと考えてます。

📧メール(Outlook、MacMail、Thunderbirdなど)

メリット
・証拠を残せる。
・(PCの場合)長文を書くには最適。
・文章(ひとつのメール)に添付ファイルがつけられる。
・タイトルで何の内容について書かれているか判断ができる。
・声を出してはいけない場所でも送信できる。
・深夜・早朝でも気兼ねなく送信しやすい(PCのみ)

デメリット
・「お世話になります」などのフォーマット文章が必要。
・「承知しました」などのちょっとした文章返信にも手間かかる。
・文章力・構成力を培う必要がある。
・適度に改行、行間をつけないと読みづらい。
・タイトルをつける必要がある(抜かすとわからんor下手すれば迷惑メールと勘違いされる)
・送信すると修正・取り消しができない。
・相手が受信に気づかないことが多い(特にメールをあまり見ない人)
・名刺交換すると営業メルマガを送られることがある(しかも解除方法が大抵めんどくさい)。
・迷惑メールフォルダに自動的に移動されて気づかれないことがある。
・CCとBCCを間違えて、メールアドレス流出させてしまう可能性が高い(メルマガっぽく使おうとしてるときにやらかしていることが多い)。
・容量が重いファイル(動画・写真)は添付して送ると、迷惑になる場合がある。

《個人的見解》
2010年代に入ってチャットが浸透してきたので、とって変わられるかと思ったのですが、チャットの欠点にも気づいたので、双方の良さ・欠点を補いながら使うのがベストかなという考えに至ってます。
(アナログでも勉強だとノート、走り書きだとメモ帳や付箋、誰かにおたよりを送る時は手紙やはがきなど…と言った感じでの使い分けしてますよね。あの感じです)

💬チャット(LINE、Facebookメッセンジャー、チャットワーク、Slackなど)

メリット
・メールよりもぱぱっとリアルタイムのやり取りがしやすい。
・仕事が早く終わりやすい。
・タイトルがいらない。
・会話の流れが見えやすい。
・メール同様、声を出してはいけない場所でもやり取りができる。
・仕事・所要の途中に対応しても、電話よりも集中力分断が起きにくい。
・複数の同時進行でやり取りが可能。
・メール同様、証拠が残せる(ただし、ツールによる)
・(チャットワーク、Slackは)テキスト修正が可能。

デメリット
・やり取り速度がメール以上に早いので、相手とテンポが合わないと疲れる。
・メールほどではないが、文章を書く以上、文章・構成力を培う必要がある。
・上記同様、メールほどではないが、受信に気づかない人、あるいは気づきはしたけどその後、対応を忘れてしまう人がいる。
・長文だと読みづらくなる(分割送信するなり、工夫が必要)。
・話が流れてしまいやすいので、どこで書いたか迷子になる(特にFacebookメッセンジャー、LINEで顕著に出る)
・「既読」状態で放置されるとやきもきする。
・入力途中で間違えて投稿してしまうとちょっと恥ずかしい。
・時間帯を考えて連絡する必要がある。

《以下、ツールによる》
・添付とチャット文章が分離して検索時に困るときがある(メール以上にファイル名に気を使う必要あり)。
・LINEはメッセージの削除ができても、あくまで自分のみ(相手側は消えてない)。
・Facebookメッセンジャーは相手側も消せるが痕跡は残る。
・LINEの場合、写真・動画のやり取りをすると画質が低下する。

《個人的見解》
昔はチャットで仕事は考えられませんでしたが、現代は欠かせないものになりました。これから更に公私ともにコミュニケーションに欠かせないツールになってくると思います。
文字でのやり取りなのでメールと共通するところもありますが、速さを取るなら断然チャットですね。
なお、チャットで最高6つほどのやり取りを同時進行で行ったことがあります(さすがにきつかったですが(^^;))

あと、営業など移動や打ち合わせが多い業務の方だと、タイミングが合いづらいので、他のツールと組み合わせて使用するのが良いかもしれません。

💻オンライン会議ツール(Zoom、Whereby、Skype、Teamなど)

メリット
・怪我などで外出が禁止されていても顔を見せながらやり取りができる。
・画面共有ができる(画面を見せながらの編集ができる)。
・図や表を見せることができる。

デメリット
・回線状態、使用機材のレベルが低いと声が聞き取りづらかったり、画面が見えづらかったりして、ストレスが溜まる。
・相手の「肌感」を感じづらい。
・自分の「背景」に気を使わないと映ってはいけないものが映ることがある。
・大人数の集まり+1人だけオンラインの場合、非常に疎外感を感じてしまう。
・慣れていない人がまだまだ多い。
・まとめ役が必要。

《個人的見解》
この『騒動』が起こって、リモートワーク・テレワークに強制的に切り替えられたり、出歩けなかったりしたことで注目を集めているツールです。Zoomでオンラインセミナーも開催されるようにもなりましたが、まだまだ不慣れな人が多いこと、そして近年では、自宅ではPCは不使用、スマホでしかネットをしないのでネット回線を契約していない、あるいは格安Wi-fiを使用している方がが増えている話も聞きますので、相手の回線状況を考えた上で使用する必要があると思います。

🤝対面(直接会って)

これはツール…ではないですが、コミュニケーションの基本でもありますので書いときます(^^;

メリット
・相手の状況を会話だけでなく、五感で感じることができる。
・気持ちが一番伝わりやすい。
・その場に関係者がいるので解決・決定がしやすい。

デメリット
・慣れていないと上がりやすい人がいる。
・行き帰りの時間がかかる(遠方だとその分交通費もかかる)。
・他のコミュニケーション手段よりも、打ち合わせ時間前の行動を考えて時間の余裕を作る必要がある分、時間をとられやすい。
・インフルエンザなどの飛沫で感染する恐れの病気にかかっている(あるいは治りきっていない)と、相手に感染させてしまう可能性がある。
・その場の雰囲気に流されて、自分の本来の意図とは違う答えをしてしまう可能性がある。

《個人的見解》
コミュニケーションツールが増えたとはいえ、直接顔合わせをするするのとしないのでは、相手への印象・相手に与える印象が全く違うので、初対面、案件のキックオフ(関係者が多い時)、じっくり腰を据えて話をしたい時は対面がベストですね。

まとめてみて。

こうしてみると、一昔前だと電話だけだったのが、メールがでて、チャットが出て…と色々増えたなぁとつくづく思います。

時代の流れで使っていたツールが通用しなくなってきたけど、不慣れなツールを使うのは抵抗が…とある方もいらっしゃると思いますが、それでも、一つのツールに固執せず、それぞれの特性を把握した上で使い分けた方が、より親密なコミュニケーションが取れたり、今まで不便を感じていたものが解消されたりすることも出てくるのではないでしょうか。それは、また今後、新しいツールが増えたとしてもずっと変わらないかと思います。

時代が進んで、新しいコミュニケーションツールが出てきたら、使用してみてメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。ご支援いただけると大変ありがたいです。