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お腹の話とお腹ほぐし

皆さん こんにちは みさこです
最近、秋らしい気持ちの良い空の日が続いています
いかがお過ごしでしょうか?

「手当て」という言葉がありますが
手で触って癒す意味です
日頃休まず働いてくれているお腹を
愛情込めて手当しましょう

お腹の話
・お腹のたるみ=内臓のたるみ
・お腹の弾力性=内臓の弾力性

腹圧を高めるには、腹筋力、背筋力をつけ
呼吸法などで血行を良くすると
内臓強化になります

仰向けに寝て、膝を立てお腹のどの部分を押しても
痛みがなく、固くなく、弾力のある状態が正常です
固くなっているところは、重心の偏り、内臓の血行不良、便が溜まっていると思われます

関連部位
1:みぞおちのあたり
→肩、首、耳、鼻、目、脳
2:脇腹
→腸、手
3:へその周り
→腰、肝臓、胃
4:下腹
→丹田を鍛えると程よく弾力性がある、足

・お腹を触って、固いところ、冷えているところを
手で温めたり、「の」の字を書くようにマッサージ
するとほぐれて、柔らかくなると血行が良くなります
お腹をほぐすして中から温まると、
身体全体がほんわりと温まります

冷たいものの摂りすぎ、
暴飲暴食での疲労だけでなく
普段の生活の中でストレスや緊張、悲しみ
不安感が多くなってもお腹回りが固くなります

ストレス→胃や腸がギュッと固くなります

緩めたいという気持ち→気持ち甘いもの、
アルコールなどで緩める
(素早く手軽に緊張がゆるむ)

甘いもの、アルコールなどは、一時的には緩み緊張感も楽になりますが腸が弛緩します

腸が弛緩する=腸のたるみ、循環が悪くなる
腸の働きが悪くなるという事は、便秘や肌荒れ
消化吸収が悪くなるだけではありません。
腸は脳とも関連しています
腸が血液を作るともいわれています

今回は11/5に行う、簡単なお腹ほぐしとマッサージの一部をご紹介します。ぜひお試しください


まずは、両手を重ね下腹におき、自然な呼吸でお腹を膨らませたりへこませたりする
この時どのくらい膨らんでどのくらいへこむか観察する
ほぐしが終わった後、お腹と胸の呼吸がしやすくなっているはずです

1・仰向けになり軽く膝を立てます
2・両手を重ね下腹にのせてお腹を意識して
心地よい程度に息を吸ったり吐いたりして
どのくらいお腹が膨らんだりへこんだりするか
を観察します。
ほぐし終わったら、違いを感じてみましょう

1の恥骨の上から右回りに動かします

【仰向けで行うお腹ほぐし】
まずは、大腸のラインをほぐします
1・両手を重ね恥骨の上あたりに垂直に少し
押し込むように差し込みます
硬い場合は、無理のない程度に。心地よいのが目安です
2・軽く押し込んだまま、手を上下、左右に小さく動かす
または、じんわり奥に差し込みます
3・両手を差し込んだまま右骨盤の際辺りに
手を移動させていき小さく上下左右に動かしたり、
じんわり奥に差し込んだりしながら3まで移動します
(骨の内側は、筋膜から剥がす感じで)
4・ウエスト(脇腹)は、両手で奥からつまみ上げるようにして
引っ張り上げ前後左右に動かします
5・みぞおちまできたら肋骨の内側に、両手親指を残した4本指を
中に押し込み上下左右に小さく動かします
(骨から剥がす感じで)
硬さや痛みがあれば無理に指を入れ込まず、両手を重ね手を当てるか
優しくさするだけでもいいです
何度か行ううちに柔らかくなります
6~10・反対側も同じように両手を差し込み
左側から骨の際を通り下へと移動します
1~10まで、筋膜を剥がす、づらす感じで行います

肋骨の内側に4本指を入れ込み小さく動かす
肋骨が固いとか、指を入れて痛みがある場合は両手を重ねみぞおちの辺りにおき温める

・触ってみて、右側が硬い、みぞおちに指を入れると痛いなどが
あるかもしれません。冷えて硬くなったり、内臓の疲労で浮腫んでいるかも
しれません。毎日少しづつほぐしていきましょう
・骨盤の上部と肋骨の下部(ウエストの辺り)に
どのくらいすき間がありますか?
指4本分くらい離れているのが理想です
それより狭い場合は肋骨が下がり
ウエストがない状態です。
食べ過ぎや腰の力が弱くても肋骨が下がります
脇腹が硬くて縮んでいると腕を上げる時、
脇腹が伸びず肩が一緒に上がってしまい、
肩、首に負担がかかるので肩こりや首の疲れにも
繋がります
両手で、わき腹を引き上げるようにして
奥からつまみ、硬さや凝りがあればほぐします
脇腹を柔らくなると腕が上がりやすくなります
(脇リンパのほぐし)
・脇の下からあばら骨
脇の下から下に向かってさする
(あばら骨の骨の間の老廃物を出すイメージ)
脇を伸ばすと全身がすっきりします。
·脇腹をよく揉むと腕も上がりやすくなります

次に小腸のラインをほぐします(おへその周り)
両手を重ねへその下「丹田」のあたりにおきます
両手で軽く押すようにして「の」の字を書くように
円を描きマッサージします
何回か行いフ~っと息を吐いて身体の力を抜きます
手足の指先、身体全体の余分な力が抜けて
体の中からほんわりと温かくなってきます
最初に行った腹式呼吸をしてみると
柔らかくなったお腹に弾力が生まれ
大きく膨らんだりへこんだりすると思います。
胸の呼吸も楽になっているのでないでしょうか

【うつ伏せで行うお腹ほぐし】
1・うつ伏せになり、足幅は腰幅くらいに楽に開いておきます
両手で握りこぶしを作り恥骨の上、両骨盤の際辺りにおきます
そのまま腰を左右に揺らします
揺らしながら握りこぶしを歩かせるように上へと移動させます
肋骨の辺りまできたら、下へと移動します
気持ち良いだけ行います
2・そのままかるく足をとじ膝を曲げます
軽く足を揃えたまま、脚を左右に倒します
お腹の前の刺激とねじりが入ります
3・膝を曲げたまま、足先で空に円を描くように
回します

右・うつ伏せでのほぐし
左・座ってのほぐし

【正座からのほぐし】
1・正座になり膝は軽く開いておきます
2・両手で握りこぶしを作り恥骨の上、
両端辺りにおきます
3・ゆっくりと身体を前に倒していき、お腹で握りこぶしを軽く圧をかけるようにします
顔の下に、枕やクッションを敷くと首への負担が
軽減します
腹式呼吸を気持ちよい回数行います
お尻を左右に小さく揺らして気持ちが良ければ 
揺らします
4・呼吸するたびに、背中がゆるみ楽になるのを
感じましょう
5・ゆっくりと起き上がります

仰向けで膝を立てて行う
膝を抱え丸くなる

1・仰向けになり軽く膝をたてます腰を持ち上げ、
腰の下にヨガブロックか枕クッションなどを入れます(恥骨がへそより高い位置にあります)
2・両手を重ね恥骨の上におき、少し押すようにしながら上下左右に小さく動かしますその動きのまま肋骨の方に向かい移動します
3・もう一度恥骨に戻り何回か行います
腹圧が弱くなり、下に下がったものを上に引き上げるイメージです
2・膝を胸に抱えお腹に少し圧をかけるようにして
丸くなります
じんわりとキープするか、優しく左右に揺らします

まだ、幾つかありますが、次の機会にお伝えしたいと思います♪

お腹をほぐすと身体全体が温まり、
リラックスしますのでぜひお試しくださいね
肩まわり、股関節周りも楽になります

最後までお読みいただきありがとうございました
素敵な毎日をお過ごしください

追記
お腹ほぐしは、ご自身で行うのも
もちろん良いのですが
お子様や、ご夫婦、ご友人なと
他者とお互い、ほぐし合うのもオススメです

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