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支援学校に入学するまでにしたこと。

私には支援学校に通っている重度知的障害の息子がいます。
支援学校に入学するまでのことを振り返ってみると
子どもにとってどの選択がいいのか悩んだり
新しい環境の変化への不安がありました。
その時のことを書いてみようと思います。


支援学校の見学

支援学校の見学は年中、年長さんの時2回行きました。
先輩ママから早くから見学したり勉強会や就学の話が聞ける
ところには参加したほうがいいとアドバイスをいただいていたので
年中さんのころから参加しました。
まず地域の学校とちがうところは
先生の数が多いところです。
見学した低学年6人のクラスに3人の先生がいました。

あと見学したとき個人的に気になったのが
先生方が身につけていたウエストポーチです。
何が入っているのか聞いてみると
例えば、ティッシュが必要になったときに
子どもから離れずすぐに出せるように身につけているそうです。
担当の子どもによってはイヤマフだったり
視覚優位な子どもの場合は絵カードやメモ帳とペンが
さっと出せるようにしているそうです。

学校はとても雰囲気がよくて、子どもの特性に
あわせてみていただけそうだなとよい印象でした。


地域の学校の見学

おねえちゃんが通っている地域の学校も見学しました。
重度発達障害の息子にはむずかしいとは思いましたが
選択肢にあるものは見ておきたくてお願いしました。
支援学級の先生とお話したり、教室の様子を
見せていただきました。
学校によって違うとは思いますが
移動教室などは自分で移動できないとむずかしいと言われ
ずっと先生が一緒にいられるわけではないので
やっぱり無理だとあきらめがつきました。


教育委員会との話し合い

発達障害がある子どもは検査機関で発達検査を受けて
その結果を見ながら学校を決めていくようになると思いますが
息子の場合は、療育手帳Aの判定を受けているので
検査を受けなくても支援学校には入学はできるとの事でした。
( 地域によって違うかも知れないです )

就学する1年前ぐらいから教育委員会との話し合いをはじめて
学校見学などを終えてから
必要な書類を書いて出すときに
夫婦で提出しに行き
最後の確認をして支援学校の手続きは終わりました。

就学時健診

支援学校に入学する場合も地域の学校へ入学する子どもたちと
一緒に検診を受けました。
慣れた病院での診察ならできるのですが
慣れない場所とたくさんの人たち、知らない先生にみてもらうのは
やはりむずかしく走りまわったあげく
廊下でなんとか内科の検診だけ受けました😭

もし検診に行けない場合は個人的に病院にいって検診を受けてくださいと
言われましたが、病院をいくつもはしごするのはもっと無理💦
お友だちのママと一緒に一回で済まそうと
腹をくくりました😂


本人を連れての支援学校の見学

9月頃に見学に行きました。
新しい場所は嫌いではないのですが
広い場所が大好きで走り回ってしまう息子を連れていくのは
少し心配でしたが、やっぱり大変でした😭
一年生の教室に入って授業を体験する予定でしたが
教室には入れず・・・。
中学部、高等部まである校舎なので
とても広いのですが隅から隅まで走りまわり
寄宿舎まで見学させていただきました。
最後にはトイレに入り、非常ボタンを押してしまい
ブザーを鳴らしてしまいました💦💦

目的の授業の参加はできませんでしたが
学校の中の様子はよく見学できました😂

一日入学

支援学校に入学することが決まってから
また息子を連れて一緒に学校に行きました。
このときは子どもを先生に見ていてもらい
親は入学準備のお話を聞くことになっていました。
お話が終わり息子を迎えにいくと
汗ダラダラで疲れきっていました。
たくさん走ったようでした💦

放課後デイサービスをさがす

調べてみるとたくさんあったのですが
できるだけ家から近いところをさがしました。
人気のあるところはやはりいっぱいでした。
デイによって特色があり活動がそれぞれちがって迷いました。
新しくできたところがあると聞いて
見学に行くとまだ空きがあり、責任者の方も好印象で
息子も見学させてもらうと気に入ったようなので
そこに決めました。

さいごに

当時のことを振り返ってみると
すっごい不安しかありませんでした。
慣れている療育施設にずっと通えればいいのに・・・
と思っていました。
でも支援学校に入学してからも
信頼できる先生や新しいお友だちやお母さんたちとの出会いがあり
今は子どもものびのび学校生活を楽しんでいます。


もしお子さんが就学を控えていて同じように不安なパパ、ママがいるなら
新しい環境が苦手な子は慣れるまで大変かもしれませんが
力になってくれる先生は必ずいますし
新しい出会いを楽しみにしてほしいなと思います💕


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