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欧羅巴旅55•56/76〔チェコ•プラハ〜オーストリア•ウィーン〕〔ウィーン観光①〕

〜大金持ちハプスブルク家の権力を見せつけられたウィーン観光編〜

ドブリーデン!

今日はチェコからオーストリアへ。
徒歩で観光できちゃうくらいのこじんまりとしていてかわいい街チェコを後にしてバス移動です。

今日の空模様は少し雨。
大きいリュックが雨で濡れないように前掛けをして移動すると前が見えない。本当Poloが先頭を歩いてくれないと私はどこにも行けませんね、感謝しかないです。地図も読めないどうなっていたことやら。(しかもPoloのリュックは撥水)


今回のバスも前回同様レゴジェットみたいな名前のハイテクバス。今回は一階建てのバスでした。

出入り口の近くにカップとボタンがあったので、とりあえず押してみたらホットチョコが出てきました。

すごい。。ここのバスは映画も音楽もきけるし、まさかフリードリンクサービスまであるなんて豪華。


車内で昨日友達からもらったクロワッサンとカヌレをいただきます。
じゃーん!

ピスタチオ〜〜
カヌレ〜〜


感想からいいます。
ほんとっうにおいしい。最高。

ぎっしり詰まったクロワッサン生地に濃厚なピスタチオクリームが上と中に入っていて倒れそうなほどピスタチオ。かなり甘めなクリームなのにクロワッサンがしっかり強め(?)相性が素晴らしい。ヨーロッパは、小麦と牛とピスタチオの扱いが本当に上手。


そして私カヌレが大好きでもちもちよりもガリガリが好きなんだけど、このもっちもちカヌレ超美味しかった。信じられないくらいの弾力性と強めの卵感、そしてラムの香り付けがたまらない。友達がおいしいよってくれたウィーンのpaulは素晴らしいです。そういえばフランスでカヌレ食べなかったから、久々カヌレがこんなに美味しくて幸せ。ありがとうです!!


なんてバスで食べて寝ての幸せのループを繰り返していたら5時間くらいでウィーンへ。相変わらずシェンゲン内の国境越えはスムーズで気が付かなかったけど。

外に出てみるとあったかい。風は吹いているけど柔らかい風。ハンガリー、チェコと寒さ続きだったので気温が高いと気分も上がる♩

エアビで予約した宿に荷物を置いて、いつものリドルに買い出し。
今日はお肉が食べたい気分なので割引シールの貼ってあったフィレ肉といつでも食べれる冷凍野菜とお米を。あと玉ねぎが何個か欲しかったんだけど、まとめ買い用しかなかったから6-7個の玉ねぎ。
Poloを見てみると両手いっぱいの食料。緑のぶどうにトマトにクリームチーズに、彼女は本当にイタリア人だわ。


これで今日の夕飯はバッチリ。宿に戻って明日に備えよう。今日はバスで凝り固まった腰を重点的にストレッチ。さあ明日はウィーン観光!楽しみ〜!ととりあえず目をつぶっていると、気がついたら朝でした。


今日の朝ごはんはこちら。

昨日のフィレ肉にハーブをかけて、ご飯にマッシュルームスープの素をかけてリゾット風に、あとは冷凍野菜を炒めて解凍。すごい栄養バランスばっちりなんじゃないかしら。


とエネルギーをつけて街歩きへ。とりあえず市内中心地に向かいます。ウィーンでは駅近で宿をとったので、観光地にいくのに路面電車か地下鉄で行きます。48時間パスを買ったのでどこでもいけてしまうのです!

大きいカールス教会
彫刻美

はあ〜どうしてこうも美しいのか。
チェコと比べてウィーンの街はもっとシンプルな色使いや装飾だけど、建物一つ一つが大きい。存在感がすごいです。


かの有名なカフェデメルがあったので立ち寄ってみます。

ケーキがキラキラで食べる宝石みたいです。昔の貴族たちは味でも目でも鼻でも全てを駆使してカフェを楽しんでいたのかしら。いつか円高とお金持ちになったら、ケーキを全種類頼んでみんなで貴族ごっこしたいなぁ。。


外へ出ると立派な建物が。
どこもかしこも立派な建物でよくわかりませんが、美しい。

実はここ車も馬車も通れるんです。道のど真ん中をふたりで歩いていたら轢かれそうになりました。オーストリアは歩行者に人権がなく車が猛スピードで走ってきます。言語もドイツ語だし、国民もゴツい感じ(偏見)がします。



マックでトイレを借りようと立ち寄ります。

オーダーはデジタル
コーヒーゲット!

レシートにトイレの暗証番号が書いてあるか探してもなかったので、行ってみると全員お金がかかるマックのトイレでした。
なので私はただのコーヒーを1.8€250円くらいで買ったお客さんになっちゃいました。マックのコーヒーは美味しいのでおっけ〜です。


さて今日のお昼はスタンドでホットドッグを食べます。
ウィーンには至る所にソーセージスタンドがあるので街歩きにぴったり。

25cmくらいビッグサイズ
パンに穴を開けてケチャップマスタード
赤ちゃんみたいかわいい👶
広場でいただきます


パリッパリのソーセージとハーブの香り、ジューシーな油がたまりません。ドイツといえばソーセージですが、本当にその通りだと思います。ドイツのソーセージ、おいしい!
確かにここはオーストリアなんですけど、街中すべてドイツ語なのでもうドイツ旅行気分。


あまりのおいしさと天気の良さで空を眺めていると知らない人に話しかけられました。
とりあえず最初は押し売りかスリかなと話を聞いていると、日本人はundescribable niceと彼はいつか日本に行きたいと言っていました。だから日本に行った時に連絡したいから住所とメアドを教えて欲しいと。こういう時は、「う〜ん、何言ってるかわかんないなぁ」みたいな顔をする一択。
なかなかしぶとく、近くのカフェでペンまで借りてきてしまったのでチケットの予約があるから〜と強引撤退。

もし日本を紹介したい方がいれば、私に連絡してもらえれば彼の住所とメアドあげるので是非どうぞ。

そう、私たちはオーケストラが聞きたいの。Poloがウィーンのオーケストラを色々調べてくれて当日でも買えるかもしれないスタンディングチケットを求めてお店へ。

するとすんなりチケットを買うことができテンションが上がったまま会場に向かいます。

中に入ると豪華絢爛その言葉通り。
どこもかしこも金色に輝いていて、コンサートホールというよりもむしろ美術館。床から天井、隅から隅まで眺めてみても全て美しく柱でさえずっと見ていられる内装。

立ち見なのでこんな感じ


オーケストラは「うっとり」
この言葉が1番似合うと思う。柔らかく滑らかな演奏で、ゆったりと温かい大理石のお風呂に浸かっている気分。
目の前で奏でられる演奏

もちろん立ち見席なので、座っても大丈夫。なんなら寝転がって目をつぶって音楽を聴いている人も。なんて贅沢で最高の聴き方なのかしら。
あ〜これがオーケストラか、人生初のオーケストラがウィーンで聴くものなんて100点満点すぎるわ。またオーケストラの演奏を聞く機会があったら、ウィーンで寝転がって聞いている人を思い出すんだろうなぁ。気がついた時にはもう演奏が終わってしまって、もっと聞いていたいと思ってしまうほど。

余韻に浸りながら外に出ると、綺麗な夕焼けの空が。

ウィーンは街並みだけじゃなくて、空までも美しいのか…。もう何も言うことがありません。

全て満たされたままお家に帰り、沢山歩いたので今日は足のストレッチ多めヨガです。また明日もオケ聞けるかなあ、楽しみだなぁ〜〜。

では、おやすみなさいです🌛。

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