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レムという人間はこの世に存在するのか?(駄)

素っ頓狂なタイトルからこんばんは。早速ですが、

レムりんかわいい!!!天使!!!!!!!結婚したい!!!!

という考えでサムネの天使のような笑顔に反射的に飛びつき記事を開いた方にはブラウザバックをおすすめします。
レムという人格に対する攻撃などは一切ありませんが、良い思いをされない方もいらっしゃるでしょう。


では、早速結論から。


レムという人間は、この世に存在しません。


はい。当然です。コントでも始まると期待した方は申し訳ありません。
「レムりんは俺の心の中に存在する」という方は個人的には良いと思いますよ。

さて、ではなぜこのようなタイトルをつけたのでしょうか。
レムという人間を端的に表現すると、「主人公の全てを受け入れ、全てを愛する女神のような存在」と言ってもさほど相違はないでしょう。なぜそこまで想っているのかと言うと、主人公によって救われ、過去のトラウマ、コンプレックスを克服したからです。
鬼の双子の姉妹の妹として生まれたレムは、出来の良い姉のラムに対しての劣等感から自分の存在に対して意味を見いだせないでいました。そんな彼女に対し存在価値を与えたのが主人公です。窮地を救われ、自分の存在を肯定してくれた主人公を「英雄」と称し、自分の全てを捧げるほどの愛情を抱き
ます。


では、果たして本当にそんな人間は存在するのか?

アニメ好きが煙たがられる理由として、非現実的なキャラクターが挙げられます。「あ、あんたのこと別に好きじゃないんだからね!」とか言うヒロインが現実のどこに存在するのか、童貞こじらせたオタクが妄想してるだけだ、とか割とひどいことを言います。それと同様にレムも「非モテ男子が抱く理想の女。母親のように過ちも弱さも受け入れてくれる女がいるわけないでしょ」とかなんとか言われたりします。「そ、それがなんだ!アニメなんだから良いだろ!!」と返すと、「アニメでも欲望丸出しすぎてきついっしょ」と言われるわけです。体験談じゃないですよ。

うーん・・・耳が痛い

確かにレムのような人間はこの世に存在しません。(結論でちった?)
でも、それでも果たしてレムは、

「男の欲望を詰め込んだだけの人間」で、気持ち悪いのか?

私はこれに断固Noを叩きつけます。
「スバルくん、スバルくん」と片想いなのに健気に名前を呼び続ける少女。
「スバルくんの◯◯が好きです」と自分の一挙手一投足を愛してくれる少女。
「スバルくんには似合わない」と諦めて折れそうになる自分を励まし心を安らかにしてくれる少女。
「結婚して、家を建てて、子供を産む」と自分と歩む人生を想像しながら悲しそうに笑ってくれる少女。
確かに非現実的かもしれません。いえ、非現実的でしょう。
なぜでしょうか。その理由は一つ。





現実がどうしようもなくクソだから





これだけです。逆だったのです。非現実的なアニメがいけないのではなく、クソみたいな現実がいけないのです。
レムはスバルに恋をしていません。私はそう判断しました。レムは恋をしているのではなく、愛しているのです。下心など一切なく、ただスバルくんを心から愛しているのです。神が捧げる無償の愛のような尊さのようなものをもって、ただスバルくんを愛しているのです。スバルという存在を愛しているのです。
それが現実の人間にはできないから、そんな自分の弱さを正当化するために、レムに対してひどいことを言う、あるいは自分の欲望を押し付ける、それが現実の人間です。
「レム」というキャラクターを非オタは攻撃し、オタクが欲望を押し付けるなら、私は「レム」という存在を愛します。愛していれば形などは単なるまやかしにすぎません。「レムりんみたいな彼女がほしい!!」ではいけません。「レム」という存在が嬉しい、これが正しいのです。「生まれてきてくれてありがとう」と、ただ存在を喜ぶのです。欲をもってはいけません。




・・・・・宗教ですか?

違います。レムという存在を蔑ろにする愚か者に゙鉄槌をくだします。
私は「レム」に対して特別な感情を抱いているわけではありません。
草木を愛で、人を尊ぶ、その一連の流れにレムがいるだけです。



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