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咬筋(こうきん)さんの言いたいこと【漫画】


口の筋肉研究家のくちけんさんだよ
つづく

口の筋肉研究家のくちけんさんです。
今日は咬筋(こうきん)について説明するね。

咬筋は、みんなのほっぺたのあたりに、縦方向についているよ。
ほっぺたに手を当てて噛んでみて、硬くなるところが咬筋だよ。

咬筋はとっても注目されていて、海外の医学系論文サイトの「パブメド」でもかなり論文の量も多いんだ。
(「パブメド」は誰でも見られるんだよ)

漫画にある通り、咬筋を鍛える効果はたくさんあるんだよ。

咬筋と体力

咬筋と体力の関係も、あの調査はポーランドの介護施設施設で暮らす高齢者に対して調査されたんだ。
だから年齢も関係なく、咬筋が鍛えられていると体力も有利ってことだね。

咬筋の筋力は、歯の残っている本数とも関係ありそうだから、「歯と咬筋」の関係もニワトリと卵かもしれないけど。。。

咬筋と歯並び

そして、咬筋が鍛えられていると、上あごが広くなって、歯が綺麗に並びやすいんだって。
現在人と、大昔の人とでは、上あごの広さが2センチ近く違うんだって。

(上顎6番目の奥歯の内側を基準点として、反対側までの距離)
・祖先      50ミリ弱
・現代人 最小値が29~34ミリ
(歯列矯正において、上顎を拡大装置で拡大後、その距離が37ミリ以下だと徐々に後戻りしていってしまうとのこと)

アマポーラオーソより

固いものを噛んで鍛える?

現代人は柔らかいものを食べることが多いから、筋肉も弱く、顎が小さくて歯並びも良くない人が多いって言うね。

固いものをたくさん食べると、どうやら咬筋にも厚みが出てきて、顎の骨にも厚みが出て丈夫になるみたいなんだ。

そう、固いものを食べるのはとっても良いんだけど、それが極端すぎると良くない面もあるんだ。

咬筋を鍛えると、筋肉と骨には良いんだけど、その反面「歯と顎関節」に負荷がかかってしまうんだ。

大昔の人は、歯や顎が丈夫だったっていう記録が残っているみたいなんだけど、当時は今よりもみんな短命だったよね。
現代人は長生き傾向にあるから、「歯と顎関節を守る」って言うことも大切になってくるよね。

だから、くちけんさんは「歯と顎関節を守る」ためにも、口の筋肉を鍛えることが大切だと思ってるんだ。

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最後に、内側翼突筋さんが謎めいたことを話しているね。
一体何が言いたいんだろう?
次回をお楽しみに!

最後まで読んでくれてありがとう。
くちけんさんでした。

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