【営業事務】おススメの本7冊【定時で帰る】
「早く帰りたすぎてハゲそう…」
〇年前のとある日、オフィスでひとり残業しながら私はつぶやいていた。
異動したばかりの部署、人手不足、業務量の偏り…などから、裁き切れない仕事量に追われていたからである。
そんな私が、現在はほぼ定時退社できている。
なぜできるようになったか?
めちゃめちゃ読書したからである。
(あと、単純に慣れ)
とくに私が優秀だからではない。
ほんとうに凡。
そんな私の、事務処理向上に役立った本を紹介する。
『アウトルック最速仕事術』
ダントツでこれだった。
アウトルックを使う人は必読書だと思う。
基本、この本のやり方を丸パクリすれば問題ない。
体感で、メールの処理時間が1/2になった。
「メールの仕分けとか、設定とか、そもそもアウトルックって何?」という人におすすめ。
文字が大きく、文字量が少ないのもよい。
本を読む気力もない社畜にはもってこいだ。
私は会社の引き出しに入れて、いつでも見直せるようにしている。
『チャット&メールの「ムダミス」がなくなるストレスフリー文章術』
これもめちゃくちゃ役に立った。
フセンだらけになるまで読んだ。
メールの返信をする際
「う~ん、どう返そう…失礼にならないように意思を伝えるには…」と悩んだことはないだろうか?
自分はこの「文章を考える」ことに非常に時間がかかり、1メールに1時間かかることもあった。
この本は、ざっくり言うと
・チャットとメールの使い分け
・メールで感じ悪くならない方法
・メール相手とのメンタル的な向き合い方
などが具体例とともに書いてあり、タイトルどおり無駄なトラブルや行き違いが防止できる。
ただ元も子もないが、冒頭の
「メールやチャットは、基本、伝わりません」
という言葉でだいぶ救われた。
「あくまでテキストのコミュニケーションは、対面コミュニケーションの補助」という意識でいたほうがいいなと思った。
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを一冊にまとめてみた。』
これも本屋で平積みになってるのをよく見る。
文章術の本を読むと「あれ、前読んだ本と同じこと書いてあるな〜」と思ったことはないだろうか?
そういう、各本の共通項をまとめた本である。
文章術の本に頻出のテクニックが、ランキング順で紹介されてあるので、重要なものから取り入れやすい。
「百冊まとめたら、誰もほかの本読まなくなるやんけ…」とも思うが、てっとり早く文章術を向上させたい人には、いわゆるコスパ・タイパの良い本と言えるだろう。
もっと深堀りしたい人は本書の参考文献を読んでみよう!
『書く技術・伝える技術』
これも文章術の本だ。
この本は、まこなり社長のYOUTUBEで紹介されていたから読んでみた。
帯にも、でかでかとまこなり社長の写真が載っていた。
少々まわりくどい表現が多い、かつ文字量もあるので、ちょっと読むのに体力がいるかも。
しかし、この本で基本の型を覚えておけば
・メール
・レポート
・議事録
・会議資料
・案内文
などなど、ビジネス文書の作成に役立つ。
短時間で正確に伝わる文章を書くための、基礎体力を養える本だと思う。
『神速Excel』
Excelの本。
これは実際にPCで練習したほうが良いと思う。
まあ、30分くらいの練習で大丈夫だ。
自分も、正直、最初のほうしか読んでない。
それでも十分役立った。
セルの移動をスピードアップさせる方法とか、範囲選択とか、Excelの計算以前の、PCの使い方的なことも紹介している。
Excel超初心者の自分にはよかった。
あと、この本で基礎的なことを身に着けておけば
なんか仕事できそうに見える。(重要)
PCが苦手な先輩にExcelで説明した際
「ええ!?今のどうやって操作した!?」
と驚かれた。
実際、大したことはしていない。
範囲選択しただけ。
周囲がPCに疎い職場なら、簡単にドヤれる。
『30分ファシリテーション 会議を進める技術』
本書は、会議の司会進行について書いてある。
これは図書館で借りて、欲しくなったので結局買った。
イラストもかわいいし「ビジネス書でイラストがかわいいのはめずらしいな」と思った。
会議の司会進行なんて、みんな見様見真似でやってるのがほとんどではないだろうか?
会議をスムーズに回すことができれば、残業せずに済む。
この本は、会議の基本の考え方と、現代の働き方をバランスよく取り入れてあるのがいい。
コロナ禍以降に出版されているので、リモート会議での配慮とか載っててよかった。
余談だが、本を買ううえでコロナ禍以降に出版されたか否かは、けっこう重要だと思う。
価値観が大きく変わっているので。
『ビジネスマナーこそ最強の武器である』
「いや、ビジネスマナーとか、事務処理に関係ないでしょ」
と思われるかもしれない。
しかし、
正しいビジネスマナーがわからない
⇒人に舐められる
⇒仕事を押し付けられる
⇒仕事が増える
⇒定時で帰れない
という風になり、結局、ビジネスマナーを知らないことで業務量が増加する。
よって、基本的なビジネスマナーを徹底的に学ぶこともおススメだ。
(「飛躍しすぎだろ」という声は無視します。)
あと、
なんか仕事できそうに見える(2回目)
というのはけっこう重要だ。
自分のような、バリキャリでもエリートサラリーマンでもない一般的な社会人は「なんかできそうな雰囲気が漂ってればOK」だと思っている。
以上、7冊が主に役立った本だ。
「早く帰りたい」という一心でいろいろな本を読んだ。
ただ「読書なんてめんどくさい。仕事以外の時間を仕事に使いたくない。」という人の気持ちもわかる。
だが、「2時間の読書で、今後の数10時間、数100時間を節約できるなら、大した労力ではないのでは?」とも思う。
「残業代はいらないから、一刻も早く帰りたい!」という人には、ぜひ上記の本をおすすめしたい。
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