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ヴェーダとは? その2

ヴェーダの話はマニアックすぎて興味のない人は「何それ?」ですね。私もTMの教師になる前までは「何のこっちゃ?」でした。

ヴェーダは知識です。
ヴェーダは実際の生活に役に立つものです。ヴェーダがいかに誤解されてきたかについてはこちらの記事をご覧ください。

ヴェーダは一般的には、ヒンズー教、バラモン教の聖典とされています。(ウィキペディア調べ)wikiをざっと読みましたが、難しくて何が書いてあるかよくわからなかったです(笑)

肝心の鍵となる知識が抜け落ちているように思います。ちょうど扇子の要(かなめ)部分が無くなってしまったようです。

一般的にヴェーダについて書いてある文章はどれも難しいです。
目に見えないこと、一般の人が体験していないことが書かれているからかもしれません。

賢者(悟りを得た人)の注釈なしにヴェーダを読むのは海図を持たずに航海に出るようなものです。

私もTMの創始者であるマハリシの注釈以外はほとんど読んだことがないので、何も知らないのですが。(←知らないのかい!)

図書館でそういう本をちらっと読んだことがありますが、難しいし、あまり興味が持てる内容にも思いませんでした。(単に私の頭が悪いだけなのか?)

マハリシはこれをとてもわかりやすく解説しています。
一般の人が興味を持ち、理解できるように説明しているってすごいことです。例えをたくさん使って体験がない人にも想像できるように話します。

以下はマハリシのリクヴェーダの解説です。(例えはここにはありません)
ヴェーダの構造は音節とギャップから構成されています。(あーもうここで難しいですね。興味ない人は飛ばしてください。)

章(マンダラ) → 讃歌(スークタ) → 詩節(リチャー) → 句(パーダ) → 言葉(シャブダ) → 音節(アクシャラ) の順に小さくなります。

1. 第1詩節の24のギャップから第2詩節〜9詩節の24の句がそれに対応して、
出現する。

2. 第2詩節〜9詩節の192の音節の間の192のギャップから第1章(マンダラ)の192の讃歌がそれに対応して生じる。マンダラとは円形に循環する永遠の構造。

3. 第1章の192の讃歌の間の192のギャップから第10章の192の讃歌がそれに対応して生じる。

4. 第2章から第9章は第1章第1讃歌の詩節の間のギャップから順を追って、出現する。

5. このようにしてヴェーダ文献全体の残りの部分が生じる。

人間の生理ヴェーダとヴェーダ文献の現れより

これがわかりやすいの???と疑問に感じるかもしれませんが、図があるともうすこしわかりやすいかもしれません。とても数学的です。もっと詳しく説明されているのですが、混乱しそうなので、概略だけにしました。

TMを始めてすぐの頃、アーユルヴェーダもジョーティシュ(ヴェーダの占星学)も基本が一つだなと感じました。上に出てくるのはちょっと難しいですが(やっぱ難しいんじゃん!)。

基本が一緒なので、知れば知るほど理解が進みます。生命の最も基本的な部分をT Mで体験していますので、言葉がわからなくてもなんとなく理解できるという状態に。

ヴェーダのおおもとは一つです。そこから全てが出てきます。

このおおもと、超越をTM瞑想で是非体験してみてください。


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