間違いだらけの『休職日記』を、6年後に振り返ってみた①
毎年7月が近づくと思い出すのは、6年前の休職の日々です。
2017年の夏、私は“抑うつ状態”との診断を受け2ヶ月弱の休職をしました。
その間書いていた日記が、6年後の今読むとツッコミどころ満載で…もはや笑えます(笑)
人に見せるつもりで書いていたものではないので恥ずかしいのですが、日記データを消す前に
『正常な思考ではない状態とはどんなものだったのか』
二度と休職に陥らないための自戒も込めてnoteに残しておこうと思います。
記念すべき第1回目は休職前夜、主治医に診断書を書かれた日から始まります。
6年後の振り返り
冒頭にもありますが、私は元々日記を書く習慣がありません。
ですが、なんとなく“記録に残さなければいけない”という思いが働いたのだけは記憶しています。ひょっとしたら、主治医か産業医にアドバイスされたのかもしれません。
当時は毎日3時間程度しか眠っていなかったため、ほとんど頭が回っておらず記憶も曖昧です。
日記によれば“バラバラ”らしいので、相当混乱していたようです。
なにしろ『いやいや、休むほどじゃないっしょ?』と言っておきながら、南国への逃亡を図ろうとしています(笑)
しかも、まるでミッションインポッシブルのテーマ曲が流れてきそうなほど“タイムリミット”に追われています(笑)
この後に続く日記も、まぁ、とにかく忙しい。
これは本当に“休職”なのか?と不思議になるくらい、ガンガンに予定を詰め込んでいます。(で、後日“ちゃんと休みなさい“と主治医に怒られます)
そのくらい当時の私は仕事を休まなくてはならないことへの焦燥感と罪悪感で、押しつぶされそうだったのだと思います。
当時の診断は適応障害(休職の診断書は“抑うつ状態”のみ記載)でした。
後に双極性障害に診断が変わるわけですが、6年後の今振り返ると、普通の“抑うつ状態”というより双極性障害の“混合状態”の方が近い気がしています。
文章を読んで自分でも感じるのですが、抑うつの割にはかなりアクティブです。
以前の記事でも書きましたが、私は仕事を休むことが嫌で、主治医にかなり反抗しました。
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しかし“混合状態”は非常に不安定で、経験上毎回なんらかのトラブルを起こしているので、主治医の休職の判断は正解だったのでしょう。
続く