自分だからできることってあるんじゃないかなと

最近自分だからできることってあるのかなと考えてみました。
今はお金はないのですが、時間はたくさんあります。最近は、色々と人生を振り返ったりして、仕事を辞めてよかったんだろうかと考えたりしています。

辞めた理由として、自分が40代、50代になった時にあの時辞めておけばよかったと後悔したくなかったからです。
やりたいこともあったからだと思います。思いますという表現になっているのは、そのやりたかったことがグラついているからです。

職場の人には世界一周するので辞めたいと伝えました。友達に辞めた理由を伝えると「ワンピースのルフィみたいだね。」と言われました。今思うとよくその理由で受け入れてくれたと思います。馬鹿にすることなく凄く優しい目で自分の話を聞いてくれました。優しい人たちでよかったです。

ただ実際に世界一周をやってみるとなんとあまりしっくりこなかったのです。海外に旅行するのは好きみたいなのですが、長期で行くのは嫌いなようでした。
どこの国に行こうと考えたりするのとその国について調べるのは好きなのですが、いざその国に到着するとすぐに他の国に行きたくなっちゃいます。もしくは日本に帰りたくなっちゃいます。

一番好きなのは行った国の話を誰かに話すのとその国のお土産を誰かに渡すことでした。自分でもちょっとズレてるんじゃないかと最近思うようになりました。

幸い私が辞めた課は、辞めやすい空気が整っていました。周りに辞めた人がいたので辞めやすかったと思います。
それでも辞めない人が多いとは思いますが。

ただ私の場合は、他の決定打が一番大きいです。辞めても就職先があるということです。一応祖父が農家だったので、みかん、もも、ほうれん草、いちじく栽培をすることが出来ます。軽トラや住む場所も完備されています。自分のおじさんもあと2年で定年で二人体制で農業をすることができます。
簡単なものではなく、難しいとは思いますが。
けどそういう選択肢があるというのは本当にありがたいです。選択肢がなかったらこんなにものんびりしていないと思います。
辞めない人が多い公務位を退職できたのもそれらがあったからでした。

入る前から一年で辞めるつもりでした。おそらくどこに就職しても一年で辞めていたと思います。
大学3,4年の時は、ずっとモヤモヤしながら就活をしていました。
このままでいいんだろうかと。どうせなら人と違った経験をしたいと思っていました。

そうと言っても結局大半の人と同じように就職してしまいましたが。

辞めるつもりで入庁したので、辞めやすい状態を引き寄せたのかもしれません。北斗の拳風にいうとそういう宿命に生まれたんじゃないかと。シンの殉星やサウザーの将星のように。
完全に驕りかもしれませんが。

逆にこの宿命を思い切り利用して他の人ができない経験をやってみるのもありなんじゃないかな。色々な職種をチャレンジしてみる。例えば市町村、県、国の公務員を経験、民間、フリーランスを経験をする。
他にも他の人が行かないような国を行ってみる。

それで色々と発信できたら面白くないですか。国であればネットの情報と自分がこの目で見たものとのギャップを何かしらの媒体で発信するなど。

経験をしたことじゃないと色々と語ることができないんじゃないかと思います。本を読むことで擬似体験をすることはできると思いますが、生きた経験には負けると思います。

色々なことを経験したいなと思います。

それでは。

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