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名探偵のままでいて

今年の2冊目
この年、25歳で読めたことに感謝。
独立した後になって家族の大切さに気付くけど
親孝行、祖父母孝行をするのは極めて難しい

話し相手になるだけでも嬉しいはず
40年後、50,60年後にならないと分からないけど
一人は辛いよね

ゴロワーズを吸って物語を紡ぐ認知症のおじいちゃん
正義感が強く不器用で、場の雰囲気を良くできる同僚
海外のミステリーを馬鹿にする理屈的だが屁理屈な劇団員
登場人物一人一人の設定に愛されるポイント、抱えている過去に人間らしさ、リアリティがあって読んでて疲れず
毎章毎章楽しめました。
最後の章がまさか過ぎて
しっかりミステリーでした。

購入して半年、実家に一回帰省した後だからか
くるものがある
世の中で1番悲しい四字熟語は天涯孤独
確かに
そして

「一昨日はうさぎを見たわ」
「昨日は鹿」
「きょうはあなた」

からの告白はずるい

作者の小西マサテルさんが最高すぎる。
ありがとう

ps.良い休日を過ごすため外にテーブルと椅子を持っていき日に浴びながら読書しました。
お供は先日購入したココパティスのエモシオンモノクロームとコーヒー
人は日を浴びることで体内でビタミンDを生成するらしいので今日は体調が良い
知らんけど

※ココパティスのクッキー

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