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白杯おとや賞発表!

ついに白杯みんなの俳句大会の「みんなの俳句大賞」も決定しましたね!dekoさんおめでとうございますっ。選句中、私もとても惹かれた一句でした。

まだまだ、その他の賞が発表されるのを楽しみにしつつ、勝手ながら私も「おとや賞」を発表させて頂きます!

私の副賞はインク画となります。
インク画とは私が勝手に名付けた、インクを使った抽象表現です。
好き、興味なしが分かれる表現かとは思いますが、どうぞお付き合いください。

選考基準について

皆様の俳句からインク画を作成してお渡しするにあたり、一番重要なのは「インクで表現できるか。その表現のイメージを感じられるか」でした。全ての句、記事を拝見し、個人的に好きな句は他にもたくさんありましたが自分の力不足により表現できないものは今回は選ぶことができませんでした😖
逆に、選ばせて頂いたものは私の中で直ぐにイメージが湧いたものです。
私は俳句についての知識がありませんので、とても浅い知識で捉えたものとなりますが、どうぞご了承ください。
また、順位などはありません。同列での受賞とさせていただきます。

おとや賞発表

受賞者の発表は、PJさんの音楽&映像に乗せて発表させて頂きます!
期待感増しに増しますので動画をクリックしてご確認ください!

では、発表させて頂きます✨✨✨✨

わー!✨✨✨✨(PJさんありがとうございましたー!!!)

それでは早速ですが副賞のお届けです。
気に入って頂けるかは分かりませんが……。

どうぞ↓

副賞贈呈

ラベンダーさん

のじぎくをミニひまわりと子は言いて

可愛いやり取りが句の中に広がっていて、一気にイメージが湧きました。子供らしい可愛さを表現するには・・・と思い、いつもとは違い、紙へポタポタしました。ちりめんみたい。小さなひまわりにも見えるように、けれどのじぎくの白さも欲しくてこのような仕上がりとなりました。「ミニひまわり」の表現がとても可愛らしく、ほっこりした一句でした。写真は、敢えてお日様の光を当てて、パワーを貰って撮影しました💐


rira@宇宙浮遊中さん

秋つ羽の透かした宇宙に我を乗のせ
(あきつはのすかしたそらにわれをのせ)

秋の空は独特の色がありますよね。とても広く、高く、青く。秋にしか見れない、特別な色です。それをトンボの羽のザラザラした感じと合わせて「宇宙」と表現されていたところで、ぐわっと秋の空とトンボの昆虫感と宇宙の不思議さを感じ、表現したくなりまして選ばせて頂きました。宇宙にし過ぎず、トンボの羽感を…そして空の青を…と思いながらの作成でした。表現できているといいな。と思いつつ、お届けします🍀
身近なところから、視点が拡大して広がる感じがしてとても好きでした。


橘鶫TsugumiTachibanaさん

弓引けば芝に影射す渡り鳥

最近、鶫さんと交流を持たせていただくようになりましたが選句をしたのは交流をさせて頂く前。そして記事からではなく句のみを拝見して選び取ったものでした。1句だけ抜き出していたので、どなたのだろうと辿ってびっくりし、他の2句も鳥を読まれていて納得しました。
選句の言い訳は終わりにして、こちらも句から光景がスッと浮かんできたので作成したい!と制作しました。はじめは芝なので緑に鳥の影を浮かべよう・・・と試行錯誤していたのですが、ピンとこず、紙を載せて染み込ませたところ山のように見えまして、鳥から見た光景、鳥瞰図のようだと思い完成といたしました。俳句無知なので見たまま捉えてしまいましたが意図が違いましたらご愛嬌って事で^^;


律子さん

熟れし実の葡萄かわいや丸々と

丸々の葡萄がかわいい!と純粋に、句を読んでそのまま脳内が葡萄の実になりましたので、葡萄を!と、ど直球です。
流石に本物の葡萄には叶わず……。実力不足は否めませんが、本物を求めるなら本物を見れば良いですものね。
感じたまま、ストレートさに「うん!かわいや」と頷いた句でした。


ミムコさん

ビルの谷あかねの海の鰯雲

句を見ただけで、自分がこれまで見てきた、ビルの合間から垣間見える夕日の綺麗さを思い出し、引き込まれました。夕焼けと言えば、の色を垂らしたところ、自分が想像する以上にキレイな色と模様が浮かび上がり、テンションが上がりました。海要素が形となって現れた気がします。この色の組み合わせは初めてで、浮かび上がって来た時、とても感動しながら作成しました。はじめましてで、他の記事もあまり触れておらず、ただお名前などからこれくらいの彩度が欲しいと勝手に思い、普段あまり表現しない雰囲気になり楽しませて頂きました。


めろさん

する墨へゆるり太玄秋一字
(するすみへゆるりたいげんあきいちじ)

めろさんは仲良くさせている方です。このおとや賞設立に導いてくれた方。…だから選んだとめろさんは思いそう(?)でも、それは全力で否定します。ずっとお伝えしている通り、インク画にできるかどうか、イメージが湧くかどうかなのです。めろさんの句を解説を踏まえて読ませて頂いた時、イメージが出てきました。墨と対峙する時の緊張感と、墨の動きが。私は書はとても下手ですが、絵は描いていた経験があり、絵の具を筆に付けて線を引く緊張感を思い出しました。線に想いが乗る瞬間。インク画でそれを表すのは難しいと思ったのですがやってみたくて。インクでくるりと線を描いて水でさらに線をひいたら、やばい!新境地に到達しました!!なにこれかっこいい!!と、なんの画像調整もせずにこれで完成としました。この表現、私の新しい表現にしてみたい🤭

【おまけ】
上では真剣な感じで書いていますが、円を書いて、水をかけたら「め」の字にたまたま近くなり、遊び心で一本線を足して「め」と書いて遊びました。
最初の円の時点では真剣だったのですよ!嘘ではないです!「め」


受賞者の皆様が少しでも気に入っていただければ良いのですが・・・。
お送りした画像をお渡しする時にいつもはダウンロード用リンクをご用意するのですが、今回はお邪魔になる気がしますので、もしよろしければどうぞ画像からそのままダウンロード頂きご自由にお使いください。(……できるのですよね???)

以上、副賞授与でした。

いかがでしたでしょうか?
いつもは、何も考えずにポタポタ制作し、後から言葉を載せて表現するか、「あなたのためのインク画一枚いかがでしょ」の企画にて、ご依頼者様に合わせたイメージを仕上げるかでしたので、句から表現するというのはとてもとてもおもしろい試みでした!!
いつもよりも数倍表情豊かで、様々な異素材と組み合わせたりして、とても表現の幅が広がり自分の実になる機会となりました。

この企画とおとや賞について友人に話したところ「俳句は文章を切り抜き表現する作業なのでインク画に合っているのかもしれない」と言ってもらい、親和性を感じました。イメージが一番伝わる部分を切り抜いて表現する。もしそれが一致していたのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。

余談ですが、この賞をお届けする前に使用していたスマホが、インクを撮り過ぎも相まって容量がいっぱいとなり、「より綺麗にインク画をお届けするために!」と画質のいいスマホに買い替えたところでした。ので、見え方も今までと変わっていると思います。新しいスマホの中にはまだこの賞のために取った150枚の写真しか入っていません😁(撮りすぎ)

改めまして、白杯運営の皆様、投句をされた皆様、投票をした皆様、なんとなく興味を持っていた皆様、楽しい時間をありがとうございました!!
「勝手に」楽しませて頂きました✨✨✨
毎日の様な投稿と、図々しさがまさに「勝手に」😅


おとや賞受賞者の皆様の記事はこちらです。
ぜひ、改めて訪れて見てください!素晴らしい句をありがとうございました!






ここまでおつきあい下さりありがとうございました💐

感想お待ちしております|q᎑・,,)コッソリ


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