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【社員インタビュー】他業界のトップセールスから転身。業界未経験から“プロフェッショナル”を目指すその志とは

エグゼクティブサーチ事業部 コンサルタント 星
北海道出身。大学卒業後輸入中古車販売会社にて営業に従事。トップセールスとなった後、2022年にブライエッジに入社。両面型コンサルタントとして、候補者様の転職・キャリアのご支援と、経営者様のパートナーとして企業の組織人事課題の解決に努めている。現在はチームリーダーにも就任し、プレイングマネージャーとして多方面に活躍中。

※本記事は2024年5月のインタビュー時点の内容です

1.入社の経緯

ーこれまでのご経歴と、転職のきっかけを教えてください。
星:大学卒業後、ファーストキャリアとして輸入中古車の専門店に就職しました。当時「日本で一番フェラーリを売る会社」とも言われていたこの会社で営業として従事し、4年目にはトップセールスにもなりました。

メンバーを持った頃には、どうすれば売上を伸ばせるだろうか?と、セミナーや研修などにも足を運び、営業を仕組み化することにも注力していました。今振り返ると簡易的ですが、営業部内のDX化にも取り組みました。

こうして構築した営業メソッドを自分と部下とで実践したところ、1位・2位を取ることができました。ある程度自分で「営業が体系化できた」と感じたと同時に、「このままやってもずっと1位が取れる。自分のキャリアはこのままでいいのだろうか」と感じた時期でしたね。そのタイミングで転職を考えました。

ーその中でなぜ人材業界、ブライエッジを選んだのですか?
星:私が当時売っていた車の平均単価は2‐3,000万円ほどで、お客様の7割以上が経営者の方でした。飲みに連れて行っていただくと、経営者の皆さんは口を揃えて私に聞くんです。「星くんの周りに、良い人いない?」と。

お金には困っていないけど、こんなにも人に困っているんだなと感じたと同時に、自分が売ってきた車では何も課題解決ができていないんだなと、もどかしくなりましたね。その経験から、ネクストステップでは人材業界を選びました。

また実家が家業なこともあり、私もいつか独立したいと考えています。そのため、大きなシステムや仕組みの中の部品の一つになってしまうのではなく、「歯車を作る側の人間になりたい」という想いも強かったため、当時内定をいただいた会社の中で一番ベンチャーフェーズだったブライエッジを選びました。

ー確かに星さんは入社後、社内マニュアルを整備したり数値管理を刷新したりと、まさに”歯車を作る”ことにも積極的に取り組んでくれていますね。
星:入社して、思った以上に整っていない部分は多かったですね。だからこそ手触り感を持って社内のDX化や営業の仕組み化に取り組めており、その点は理想通りでした。

また、社内で挑戦を後押しする社風も有難く感じます。仮に挑戦してうまくいかず失敗しても、責めたり叱ったりするのではなく「次、どうする?」と前を向く姿勢のメンバーが多いです。特に代表には、私も積極的に意見を伝えますし、代表も私にどんどん裁量を渡してくれますね。

2.高い成果の背景にある、お客様へ向き合う姿勢とは

ーどのようなクライアント企業様とお付き合いしているのですか?
星:クライアント企業様の多くはIT/web業界に属しています。立ち上げフェーズもあれば上場企業もありますが、特にSaaS系ベンチャー企業が多いです。CxO案件や一人目セールスなど、経営者様の右腕となるような方の採用でも実績を出してきました。

またブライエッジが単なる人材紹介屋であれば、求人をいただいて人材をご紹介すればいいのですが、我々は「未来を築くパートナーとなる」がビジョンです。クライアント企業様の経営課題を深く理解し、組織や人材の課題解決のためのご提案をすることが、ブライエッジの介在価値であり、私の強みでもありますね。

一部ですが、このような案件で実績を作ってきました。

《企業様》
モバイルSaaS領域のスタートアップ。X(旧Twitter)にて社長様にお声掛け。

《課題》
サービスはあるものの、社員はまだおらず社長様お一人という組織。社長様も人事採用の知見がなく、どういう人材をどう採用し、どう育てればいいか、が分かっていない状態。

《提案内容と実績》
まずは会社の未来・ビジョンをお聞きしながら、社長様の”こうなっていきたい”を実現するためにはどうすればいいかを、一緒に考えて提案していった。
その中で、最初はPdMを採用したいということだったが、今後ビジネスを加速するためにも「今はセールスを採用しましょう」とご提案。無事、一人目セールスのご縁を創出することに成功。

《企業様》
Fintech領域のスタートアップ。人事責任者の方から直接「星さん、助けてください」とサポート依頼のお声掛けをいただく。

《課題》
採用緊急度の高いポジションにおいて、ペルソナはしっかりと固まっている一方、その条件が厳しすぎる状況。他社エージェントに相談しても「そんな人は世の中にいない」と紹介が1名もいただけていなかった。

《提案内容と実績》
あらゆる手段でサーチしても計5人ほどしかヒットしないほどの厳しい条件だったが、ピンポイントでスカウトし、3名から返信をいただく。キャリア面談時点で、企業様の魅力・課題をしっかりとお伝えしたことでご意向を上げることができ、うち1名が採用決定となった。
他ポジションでも同様の状況が起きており、計2ポジションでご縁を創出。結果、人事責任者の方から「星さんといい関係を築きたいので」と成功報酬Feeをアップしていただけた。

ーすでに高い実績を複数出しているのですね!
候補者様とのキャリア面談では、どのような方とお会いしているのですか?

星:お会いする方の層としては、年収1,000万円以上のハイクラス人材と呼ばれるような方が中心です。また職種も絞らずセールスやマーケティングといったビジネス系の方ともよくお会いしていますが、もともと私自身が高専でプログラミングを学んでいたこともあり開発分野に理解があるので、特にエンジニア・開発職の方と多くお会いしご縁を創出してきました。

ブライエッジは両面型コンサルタントの仕組みのため、一番の理想形は「自分の担当企業様にマッチする人材を、自分で探し、自分で面談してご紹介する」ことです。一方それだけでは候補者様の選択肢を狭めることにもなりかねません。

そのため私は、自分の担当企業様ではない社内のクライアント企業様全ての企業情報やサービス情報、ポジションについて深くインプットし理解しています。ここに一番時間を充てていると言っても過言ではありません。

だからこそ「どんな候補者様とお会いしても、その方に合った企業案件を紹介できる」のが私の強みです。

ーキャリア面談はどのように進めるのですか?
星:私の面談に同席したメンバーからは、「面談の進め方が毎回違う」と言われることが多いです。
もちろんセールスとして型は必要ですが、共通しているのは自己紹介だけで、お聞きする内容や進め方はお相手の方に合わせるようにしています。

重要なのは、その候補者様が何を重視して転職を考えていらっしゃるのか、どんなWillを叶えたいのかを理解すること、また候補者様の魅力ポイントを面談の中でしっかりと理解し企業様へアピールできる状態とすることだと考えて、ご面談に臨ませていただいています。

ー候補者様に企業様や求人案件をご紹介する際に、大切にしているポイントを教えてください。
星:企業・ポジションについての情報に限らず、求人票には載っていないカルチャー面・お人柄等、その方がこの企業様に入社するメリット・デメリットまでも、初回面談からしっかりお伝えし、納得いただいたうえで選考に進んでいただくようにしています。

お会いしている方は特にスタートアップ・ベンチャー企業に在籍されていらっしゃることが多いため、ビジネスとしての面白さや、このフェーズ・このビジネスモデルに”今”入ることに意味がある、ということも私からよくお話している観点です。また他社との違いも説明したうえで「だからあなたにはこの企業様が合っていると思います」というご提案をさせていただきますので、候補者様も企業様やポジションへの理解が深い状態で選考に進んでいただけています。

結果、内定が出た方の90%以上が承諾しておりますし、その後クライアント先でご活躍されているのを聞くと、候補者様のキャリアやご志向性に合った紹介ができているなと実感しますね。

候補者様から投稿いただいたGoogleクチコミの一部

3.仕事における価値観と、これからのビジョン

ー仕事の中で大事にしているポイントや価値観を教えてください。
星:私は人生を通して「目の前の人を笑顔にする」ことを大事にしています。

私にとって目の前の人の笑顔とは、その方の悩みや課題が解決できたり、やりたいけど二の足を踏んでいる方の夢が叶えられたときです。弊社では人生理念とも呼んでいますが、この思いがまさに今の仕事で達成したいことであり、できているなとやりがいに感じることでもあります。

例えば候補者様にお会いするときも、単にテンプレートに沿ったヒアリングではなく、まず目の前の方のお気持ちを聞いて、その方にとってベストな選択肢を提供できる人、かつ上辺での提案ではなく、心の底から「あなたに本当にぴったりな企業様です」と思える状態でお話ししたいと思っています。だからこそお一人当たりの求人紹介数は少ないのですが、ご縁につながる方が多いです。

そのためにも自分がアップデートし続けること、そこに対して弛まぬ努力をし続ける必要があります。商談や面談の事前準備や、企業理解のためのインプットを徹底し膨大な時間をかけていますが、目の前の人の笑顔のためだと思うと、不思議と苦ではないんです。

また候補者様だけでなく、クライアント企業様の課題解決ができ人事の方や社長様の笑顔につながるこの両面型の仕事は、私にとってとてもやりがいに感じますね。

クライアント企業の代表者様からいただいた感謝のお言葉


ーこれからのビジョンを教えてください。

星:現在はプレイヤーとして動きながらもチームリーダーとして複数メンバーのマネジメントもしているため、プレイングマネージャーならではの悩みも感じています。企業様からお声がけいただくと、まだまだ助けられていないお客様がいるんだなと思うので、自分のクローンが欲しいくらいです(笑)

ただ、自分のクローンよりも別の個性を持ったメンバー育成をすることの方が価値が高く、多様性の富んだ強い組織が創れると弊社では学んでいるので、自分のキャパシティを広げたり、社内の仕組み化・業務効率化を推進することで、生産性高くお客様に貢献できるチーム作りをしていきたいですね!

星さん、ありがとうございました!

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