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毎日1時間の瞑想がもたらしてくれたこと

私たち家族は今、20:30から21:30まで毎日一時間の瞑想の時間を取っています。

もっと言うと毎朝5:00~6:30まではヨガのアーサナとプラナヤマの時間を取っています。アサナはコロナの自粛期間に始まり半年くらい、瞑想は8月から1ヶ月ほど続いています。

1、朝5時のアサナが始まって変わったこと

アサナが始まってからの変化としては夕ご飯の時間がぐっと早くなったこと。遅くなるとしてもたくさん食べなくなったこと。

私は基本的に目覚ましを使わない派なので、自然にすっと起きたい。消化に負担がかかって胃が重いと朝5時にすっと起きられません。夕食はなるべく5時から6時あたりで食べています。

思えば、集中的にヨガのアシュラムやコミュニティなどで勉強していた時、だいたいアシュラムの夜の食事って16時からのアサナクラスが終わった後、18時くらいに早めに済ませて、ちょうど20時くらいに夜の瞑想がありました。

子どもを優先させて、子どもにとって一番いい理想の生活リズムを作って行こうと思ってやっていたことが、自然とヨガアシュラムのような生活リズムに繋がっていたところもあります。

2、理想の生活リズムを優先させて、暮らしを組み立てること

インドのアシュラムにいるときは環境に合わせてそういう暮らしができていたのですが、日本に帰ってくると生活自体を資本主義社会をベースに回る社会のリズムに合わせることになるので、なかなか継続が難しい。朝が明けていく微睡の時間独特の氣の変化を感じたり、ましてやその中でエネルギーを受け取ることがなかなかできない中、感覚がずれていくのを残念な気持ちで過ごしていました。

今回、スリランカから日本に帰国し、コロナの自粛期間があり、一気に仕事を見直すきっかけとなり、今まで生活リズム的には嫌だと思いながら「仕事だし!」と我慢して無理やりやっていた「夜のクラス」というものを一切やめて、自分の理想の生活リズムを中心に仕事をくみたてるということにチャレンジしてみたのです。

しかも家族全員で。

もちろん強制ではなく、夫も兼ねてから自分の中のレイジーさを打ち破りたいという欲求があったので喜んでのチャレンジでした。私自身は子供の頃から早起きに慣れていたので、私らしく過ごすことができ、午前中にほとんど仕事を終わらせ、15時くらいにはもうへとへとで動けないくらいまで遊びまくったり、仕事しまくったり(事務仕事、畑仕事、コミュニティ建築作業など)19時には眠くなるというのが最初の数ヶ月でした。


3、 20:30からの瞑想が加わって

ご縁があり、そこに夜20時半からの瞑想が加わったのは8月の半ばからでした。

朝5時からのヨガのアサナに加えて、インドの瞑想の先生と繋がって、毎晩同じ時間に瞑想をするという日課が加わったのです。瞑想は一緒にする相手によって体感が変わりますが、その先生は意識の深いところに連れて行ってくれる方で、瞑想を始めての方でもビリビリと痺れのようなものを感じたり、プラナの流れを感じるようになったりするのです。ヨガの3ヶ月コースのみなさんと一緒にこの夜の日課を取り入れました。私の中で深まっていったのは、ヨガという知恵との深いつながり。ヨガのグル達との深いつながりでした。そして、アストラルボディ は何なのかということを、体感を通して学んでいきました。一言で言うと、ヨガというものの理解がエネルギー的に深まっていった。魂でヨガの魂と繋がっていくような時間でした。

時には涙を伴って、時にはダンスを伴って。浄化の効果も強いので、時々、身体が持たなくて、座る姿勢を保てない週もあったり、眠気に襲われる一週間があったり。刻々と変化していく自分のエネルギー状態は見ているだけでも面白く、家族共々成長できた時間でした。

とにかくグルジとの瞑想は素晴らしい時間なのですが、そんな時間が20時半に加わったことでまた食事に変化がありました。

なるべく早く食べるのはもちろんですが、夜の瞑想に眠くなりたくない、気持ちよく座れるようにしたいので、食べるとしても軽くサラダにしたり、漬物と少しのお米だけ、素麺だけ。そこから自然と、夕飯を軽く食べるようになり、体が楽になればなるほどに夕食への執着がなくなりました。産後特に、ものすごい食欲に支配されていた私からすると驚きの脱皮。ご飯なんて食べなくてもいいくらい。そうなると朝がどんどん楽になり、身体が楽になり、気持ちよくなるのでどんどん食への執着がなくなっていきました。

いっときは1日の中でもほとんど食事を食べない時期がありました。暑かったせいもあるかと思いますが、アサナと瞑想でエネルギー的に満たされていると、食べなくても身体が維持されていく感覚があり、常に満たされて満足していました。家族のために、主に子供のために食事を作らなければならないので、意図的に「食」に意識を向けるのですが、作るのも忘れてしまうくらい食と意識が離れていた時期がありました。

最近、食べない時期も落ち着いてきて、改めて食事を作るということと向かい合っています。どっしりと地に足をつけられるようなものを食べたいか、軽く、エネルギーにフォーカスできるレベルで食べたいか。

感覚で選択しながら、食事の回数が減った分(一日に2食の時と3食の時と流れによって変わります)作るときは丁寧に作ってみたり、もっと適当に作ってみたり。


4、日課を加えることで生活の質を変えていくこと

生活のリズムや質を何も変えずに、朝のアサナと夜の一時間の瞑想を変えても、はっきり言ってしんどくなるだけだと思います。もし、エネルギーを読む準備ができていけば、自然と生活のリズムや質は変わっていきます。どうしたらもっと深いところに行けるか、どうしたらもっと心地の良いところに行けるかが、自然とわかってくる。そうすればどんどん楽になります。

エネルギーを観て読んで、その波に乗っていれば、ヨガや瞑想をしていくことで家族との関係性もどんどん良くなってきます。その人が心地よさそうに自由自在にやっていれば家族もきっと興味を持って、私もやりたい、僕もやりたいと仲間に加わってくれます。そして一緒に楽しくもっと深いところまで進んで行ける。

朝のアサナや瞑想を取り入れても、全然暮らしの質が変わらない人、むしろ苦しくなったり辛くなったりする人は一度、ヨガ哲学を学んだり、学び直して見ることをお勧めします。

昔、学んだ時に分からなかったことが急に「はー!!そういうことだったのか!」とわかるようになっていることもあるし、全然違うように解釈していたことに気がついたりもします。時代とともに解釈を変えていく必要のあることもある。(真理は絶対に変わりませんが。外側の部分は時代とともに光の発し方をかえる。)


ヨガ哲学はアサナの意味を知り、その効果を100倍にする土台です。

暮らしをもっと楽に心地よく、そして世界を変えていくみんなの知恵です。


*20:30〜の毎晩の一時間の瞑想の参加者もこっそり募集しています。こちらはBreathingart.0@gmail.comまでお問い合わせください。


https://integral-yoga.amebaownd.com


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