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作品11 廻る

 はじめましてbreakstarです。世間では学生の方は冬休みに、社会人の方々は年末の仕事納めに追われていると思いますがみなさんお元気でしょうか。睡眠と食事は大切に生活してください。

 さて今回のテーマは「時間」です。

 みなさんはどのようなものだとお考えでしょうか。ただ流れいるなにか、誰にも平等に過ぎるものなどなど様々な考えが持てるでしょう。そのなかでも写真が持つ時間とはなんだと思いますか?

 写真は実際にはものを撮ったり、風景を撮ったりします。もし、2019年12月24日にこの写真を撮影したとします。

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 この写真は今回の作品ではないです。ちなみにこれは私のInstagramで閲覧することができます。                            2019年の今日にはこの消火栓と電信柱があったかもしれません。ただ、2020年の今日ではなくなっているかもしれません。そういったそのときにはあったものを写している側面も持っています。痕跡性としておきます。痕跡性は様々なように考えることができます。そこにあったもの、人物、風景、空気感etcそれらはその時の一瞬しか経験、撮影することができません。それらを残せるのが痕跡性であり、写真なのです。

 さて前置きはこの辺りにして紹介していきます。

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 2枚組の写真ですので上から見ていただけると伝わりやすいかと思います。この作品では上の葉と、下の雪を被った落ち葉で時間を表わしてみました。植物は一年を通して同じことを繰り返しています。春は芽が芽吹き、夏は葉が成長し、秋は実をつけ、冬は散る。そのサイクルの一部を切り抜き時間を表現したのも一つです。葉が落ちていく時間も感じて頂きたいです。クルクルと回って役目を終えた葉が落ちていく、その落ちていく葉が重なってその時間を表す。その積み重なりの時間も感じて貰いたいです。最後は季節としての時間です。上記の季節的要素もそうですが上の写真は秋、下は冬そういった季節の時間も感じて頂きたいです。

 生き急いでいるようなこの現代日本に向けた警告とも、ただのアートともなんと捉えてもらっても構いません。ただ、時間は同じように流れるようでずれているとは思いませんか?自分の時間を大切にしてください...

 追記

クラウドファウンティングを考えたりしています。続報を...

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