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カメラをもつ

カメラを持ったのはいつが最初だったか
親のニコンフィルムカメラを貸してもらって
自分で撮影したのは
たしか大学生の頃だったかな。
今はすっかり値あがったフィルムだけど
そのころはフィルムがあたりまえで
写ルンですとかポラロイドとか
インスタントカメラもいろいろあって
DPE屋さんが街にあたりまえにあったのを思い出す。

ちなみに、Dは現像、Pはプリント、Eは引き伸ばし、
デベロップメント、プリント、エンラージメント
このことは随分後から知ったこと。

さて、若い大学生のわたしはニコンカメラかかえて
おばさんから借りた黄色いスーツケース持って
ヨーロッパへ。ハタチの頃かな。

今考えるとすごいツアーボリュームで40日ほどかけて8カ国周遊という旅、
旅行会社経由なので
泊まるところは大丈夫なのだけど
昼ご飯や夕飯にお土産までは全然お金足りない笑

それでも若いってイイよね
わりとへっちゃらで過密なスケジュールや
時差ボケも乗り越えて
36枚撮りフィルムが何10本分だろう
とにかく撮りきった。

カメラ越しの冬のヨーロッパ
木村伊兵衛みたいには全然、いや、全然撮れなかったけど
はじめてのヨーロッパの
見たことのないヨーロッパを見つけては
パシャパシャ撮影
たくさんの美術館を訪れて撮影、
街を歩いては撮影。

帰国後フィルム現像はDPEにお任せです、
焼いてもらった写真たち
ブレやアレ、森山さんみたく行くわけなく、失敗写真が多々、
でも、そこにはヨーロッパの空気が閉じ込められていて
写真てなんか楽しいかも、という記憶は
そこで出来たのかもしれない。



添付画像はシネレンズで撮影した
ある日の近所の川面。

小さなレンズなので画面周りが黒くなって
焦点によっては中心部がボケることがあり
すごく幻想的な世界になるレンズ
好きなレンズのひとつです。









自分で撮影した写真を主に掲載します。美味しい食べ物のことや思い出話、または好きなartやdesign関連など、あまりカッコつけずに書きます。どこか共感してもらえたら嬉しいです^_^。常にログインしていませんが♡してくださった皆様や、フォト利用の方の記事は必ず拝見しております。