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ブラボー先生が保護者の理解をどう得たのか【オンライン授業】①

こんにちは!東京下町、都電線路沿いで学習塾を経営しているブラボー先生®と申します。今日も私の事を全く知らない皆様に向けて、新型コロナウイルスで小中高校がいきなり休校措置となり、オンライン指導に踏み切っうたワタシが、どのようにして保護者の理解を得たのかについて話を書こうと思っていますよ!note初心者なので、あたたかい目で読んでいただけたらと思います。よろしくお願いします。果たして何人読んでくれるのかしら?

はじめに

徐々に一部門としてオンライン指導できたらいいなあとコロナ以前に思っていたことが、コロナウイルス災害を境にオンライン授業を【することになってしまった】ブラボー先生です。

準備期間をすっ飛ばして、既成事実が先になりました。それでも満足度は高く、退塾生はゼロ、緊急事態宣言以前に人間関係が原因で不登校になってしまい休塾していた生徒や、WIFI環境がない・デバイスが無いと断念していた生徒も現在はオンライン指導を受講したいと戻ってきました

今日は運営の裏側をシェアしますから、むしろ業界の先生向けになるかもしれません。こう見えて(どう見えてるのかしら)現在、他の学習塾のオンライン授業事業のスタートアップにコンサルとして携わっていますので、シェアできたらいいなと思います。

オンラインでの指導方法はいろいろあるけれども、ウチはこれで今のところうまくいってるよ、ってお話です。のちに今後のこと(逆にこのままオンライン指導を続けていたらダメになると思う!)も書けたらなと思います。

月謝は下げない

オンライン指導だから、と月謝を下げる。これやっちゃうとだんだん自身の首をしめることになるのでやめておいた方がいいです。【対面じゃないでしょ?塾の施設使っていないのに(通常授業)と同額なの?】ってご質問(風クレーム)があった、と友人塾長から聞きました。

でも授業料下げるのは得策ではないデス。うちのケースでいうと、家賃は変わらずおしはらいしていますし、そもそもギリギリの授業料設定です。さらに授業準備などで人件費はむしろ上がっています。

幸い、様々な施策を先に打ち出し保護者の理解をえたので、うちの教室は現在そういったご意見いただいていません。月謝見直しよりも、サービスと指導の質と量を増やしたのに同額、が目指すところです。

では、月謝を下げずに月謝以上のお得感をどう保護者に感じてもらえたのか(あくまでこちらの体感ね、でも感謝のコメントは急増中です)具体的にワタシたちがどのようにデザインしたかをシェアします。

当教室のリアル在籍生徒数(2020年5月現在)

まずはじめに当教室の生徒分布(note限定・初公開!)とざっくりとした科目からご紹介しますね。現在当教室には、
小1年生4名
小2年生7名
小3年生7名
小4年生20名
小5年生16名
小6年生23名
中1年生30名(!)
中2年生20名
中3年生19名
高1年生8名
高2年生5名
高3年生5名

と、2020年5月現在、実に164名もの子どもが在籍しているんですね。ありがたいことです。このあたりの中規模学習塾の平均塾生数は50~80名といわれている(未確認ですけどね)ので、おそらく地域ではトップクラスの塾生数だとおもいます。

自ら考え、未来を切り開く力を養うことをミッションとして、いきいきと学ぼう!を合言葉に、たくさんの下町っ子とわいわいがやがや、勉強しています。指導方針は【ほめ育て】。彼らのできた!を我が事のように喜ぶ環境ですね。小さな成長を見逃さずにしっかり認めてほめてあげる。こうして子どもたちは、どんどん勇者になります。

オンライン授業できないクラスは切りはなす

当教室には受験・非受験・集団個別指導から集団アクティブラーニングまで様々なコースがありますが、このうち、

〇ロボットプログラミング
〇幼児~低学年対象えいごコース
〇読書コース

など、対面で効果を発揮する指導はもう思い切って休校にしました。指導クオリティが下がるくらいなら、とできないことをまずは切り離しました。ここにしがみつくのは得策ではない、と判断したのです。むろん、保護者様には何度もLINEで面談を重ねて同意してもらいました。

アンケート調査を実施しよう!

オンライン指導は、生徒側・保護者側の協力が絶対条件です。宿題を出すのも提出するのもオンラインですからね。ウチには低学年もたくさんいますから、こういったことから、オンライン接続だって保護者さまのサポートが必要です。ですからまず最初にアンケート調査を行い、今の時点でどこまで保護者様の賛同得られるかを知っておきましょう。

アンケート調査はとにかく早く回答がほしかったので、緊急の案件という事と、個人名が知りたかったのではないので(対象クラス全員移行なのでどーでもいいと考えた)なるべく簡潔に、と心がけました。要はオンライン授業を受講できるかできないか、と、将来オンライン授業をするかもよ?をにおわせたかったので。

〇ご家庭にデバイスあるか
〇Wi-Fi環境下にあるか
〇プリンターあるか
最後に一つ
〇オンライン指導に切り替えることに反対か

という事も入れておきました。

アンケート調査・結果

一応一番最後に自由回答で備考欄を入れたところ、数件『対面授業が目的で入塾したのだからできれば避けたい』、との声もありましたが、95%以上のご家庭からは私が叫び続けた『学びをとめるな』を合言葉に、オンライン授業についての賛同を得ることができました。第一関門は突破できそう。

おわりに

このアンケート調査は3月9日、今後もしかしたら、という事で実施しました。子どもの学習機会にかかわる重要な話題だったので、ほぼ全てのご家庭から返事がきたんだと分析しています。それでは次回は、いよいよオンライン指導について、と、なぜ授業料据え置きでクレームが一件もなく授業が続けられたか、を詳しくご説明していきたいとおもいます。

こうして書いてみると、
二カ月前のことなんだ
ブラボー先生®

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