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イベントが消えた週末(日々の切取りエッセイ)

先々週のこと。

いつもメンテのために、金曜日16時フレックスしているが、
そのときは金曜が会議だったので、木曜にフレックスした。

最寄りのスーパーに行って、
一部売れ残っている神戸新聞があったので、
なんとなく買った。

夕方、ビールを飲みながら新聞を読み(至福)
読み終えてたたむも、
あ、ゴミ箱つくろ、とまた開いたところで、
この宣伝が目にとまる。

なんとこの松宮先生は、昨年受講したライター講座の講師の方で、
先生にフィクション小説をほめていただいたことで、
背中を押されたように、
ぼちぼちよちよち少しだけ前進することができたのだ。

その先生が、「ひょうご大賞」受賞とのことで、
おめでとうございますとありがとうございますが言いたくて、
即応募した。

だって、
導かれるようにこの広告が目にとまった。
きっと行くようになっているのだ。
もう一人のわたしが、きっと見せてくれていることだ。

そう信じて疑わなかったが、

なんと、

抽選に落ちた。

ええ!?

落ちることなんてあるの!?

こんなこともあるんだ、
と、かなりびっくりしたのだった。


まあいいか、

その日は忙しく、イベントが終わったらすぐに明石海峡海大橋の下でやっているビアフェスに友達と行く約束をしていた。

イベントがなくなったので、
はじまりの16時に待ち合わせしたけれど、
なんと昼過ぎから急激に具合が悪くなり、
ドタキャンせざるを得ない状態に、、、


友達に謝り、
眠りに落ちながら、
今週はつまづき気味だったなぁとため息をつく。

思い出しながらやれやれと思う。

だっておもしろい。
以前からぽつりぽつり書いていること。


頭の中で起こっていることが、現実として目の前に現れること。

わたしがしでかしたことを、鏡のように他者が見せてくれること。


今、わたしが頭に抱えているネガティブな癖といえば、

❶めんどくさい(ぐちぐちうるさい妄想)
❷マウント気味

代表的なのはこの2つだけど、
これが無意識にはじまったとき、必ず鏡として登場してくれる人物(役者)が二人いる。

❶めんどくさいを担当してくれるAさん

❷マウント、シニカル部門を担当してくれるBさん

こちらも人手不足か、この部門は最近AさんBさん専門になっているので、
彼らがわたしにイライラを持ってきても、
すぐに気づけるので非常にありがたい存在だ。

先日は❷マウント部門のBさんが、非常に大きな仕事をしてくれた。

Bさんは打ち合わせ中、何の悪気もなく、
わたしを非常に傷つけることをさらっと言った。

B、来たぞ、とすぐさまバイロンケイティ「ワーク」の検証に入り、
問題を抽出してみた。

Bは、
・いらんことをぽろっと言った
・悪気はまったくない
・でも言うべきことではない
・失礼だ
 などなど。

そのときは当然、「わたしこそ」やらかしたことがわからず、
しばらくは悶々と考えあぐねていたけれど、
翌日はっと気づく。

当然、Bさんとはまったく関係ないところで、わたしは同じようなことをやらかしていたのだ。

不幸中の幸いは、ご本人がいなかったことだけど、
Bさんより悪いところは、
わたしは若干笑いをとりいこうとしていた、、、。
最悪かな。
そらもう一人のわたし、怒るわ。

気づけたとき、
AさんとBさんに、ほんま頭が下がるのです。
だって、当然わたしのまわりには
「素敵なお兄さん」役のひと、
「素敵な言葉をくれる」役のひと、
「アドバイスくれる」役のひと、
ありがたい役まわり、キラキラした人はいっぱいいる。

なのに、いつもいつも頭のめんどくさいわたしの鏡となって、
嫌な役まわりをしてくれるAさんとBさんは、
なんと素晴らしいことか!

そのときは腹立つけど、ほんと感謝してます。
ありがとうございます、といつものちに本気で思う。

イベントの抽選落ちたことも、
「ありがとうございました」「おめでとうございます」が言いたいのは本心だったけど、
どこか行けて当然と、傲慢になっていなかったかなと振り返る。

謙虚さが欠けてる。
そんな気がする。

記事に関係なし。
今朝、畑の用水路でかも?の赤ちゃんがわいわいいました。かわいい!緊張させないようにそうっとそうっと。お母さんカモは近くにいます。無事に大きくなってほしい!

余談ですが、
Bさんとの事件後、わたしは「何かうっかりいらんこと」言っただろうか、
の答えが見つからないときの帰り道、

いつもはわたしを見ると怖い感じで鳴く、地域猫の白猫さんが、
なぜかすくっと立って、
わたしの足元に来て、
すりすりと初めてしてくれた。

何を思ってか知らない、チュールくれ、かもしれない、
ただの気まぐれかもしれない、と思いつつ、


ただ、言われたことにへこんでもいたので、
猫さんに慰められた気がして、
涙がじんわりこぼれたのでした。

以前、記事で書いたさびしがりやの灰白の男の子は、おうち猫になったそうで、この界隈の地域猫もかなり減りました。







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