見出し画像

愛とお金【2話】


愛と悲しみ、苦しみ

愛があるからこそ苦しいと言う経験は誰もがあるのではないか?
愛があるから感情は動くと言う話は以前にもしたが、その苦しみの大きさは無限大だ。
お金がなくて悩む、借金があって悩む方は大勢いるかも知れないが
その苦しみよりももっと深い悲しみを抱いて生きている人も大勢いる。
大切な我が子・・・
大切な人が・・・
または嫌な出来事で復讐心を抱いている人も少なくはない。
比べる物ではないかも知れないが
深い苦しみからしたら、お金がないなんていう問題はかなり浅い問題なのかも。
ちゃんと働けば、ちゃんと知識をつければ解決する問題と今後解決できない問題とはわけが違う。

ドラマや映画、または小説で復讐系の作品では、
いつも復讐者はお金を持っていることが多い気がする。
またはお金がなくても這い上がっていたりする。

これは深い悲しみの感情を克服す為に他ならぬ努力を目標に向けたからだろう。
単にお金が欲しいのではなく目的達成の為にお金を手に入れるということは通過点なのだろう。
お金が目的ではなく復讐が目的なのだから・・・
このモチベーションはまさに感情そのもの。

復讐する様な出来事がなければ(深い悲しみ)、そのモチベーションに至ることはなかったかも知れない。

世の中にはお金があるのになんでそんなバカなことをするのという事が起こる。
有名芸能人やプロアスリート、大企業の役員、政治家の方々で時折ニュースになったりする。元々純粋に愛をもって生きていたつもりが、成功してから感情をコントロールできず失敗する。

愛に苦しみは必ずつきものという事を忘れてはいけない。

愛と欲の錯覚

先ほども話したが愛とは苦しい事がある。
他人に受け入れられない愛、
要するに一方的な気持ちや感情を他の人や物に当てつけるものは正に欲だ。

またその欲の錯覚に苦しむことになる。
自分ではその気持ちや感情が頭や胸いっぱいになってしまい
他のことが全く頭に入らない状態、パニックになっているかも知れない状態を経験したことはあるだろうか。
大きく言えば恋愛から発展するDV、ストーカーなどが分かりやすい
好きだから許せない
自分の気持ちをわかって欲しい
など、この様な感情、気持ちはどのように解決できるだろうか。

まず前提に誰にでも感情があり常時変化するという事を忘れてはいけない。
1度は受け入れても2度目は受け入れられない事もある。
勿論最初から受け入れられない事もある。
それは自分も相手も同じということ。
問題や嫌なことがあれば付き合い方を改めることは当たり前の事
愛という感情から欲の錯覚に誰しも苦しむものなのかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?