かきのたね

息子、小学生男子の発言が時に哲学的。「書くことが好き」を取り戻したくてnoteをはじめ…

かきのたね

息子、小学生男子の発言が時に哲学的。「書くことが好き」を取り戻したくてnoteをはじめる。苦手なことは車の合流と友達を作ること。好きなことは液体を補充する作業と煮込み料理を作る時間。

最近の記事

8月6日               戦争とは程遠いものだと思っていた

私がたしか15歳の夏休みに戦後50年のドキュメント番組をしていた。 その時の私はなぜか漠然と戦争に興味を持っていて家族が寝静まっても 一人茶の間でテレビを見ていた。 50年前にこんな恐ろしいことが起きていたのにおじいちゃんもおばあちゃんも全く関係ないような経験していなような顔をして日々を過ごしていた。(その後、おじいちゃんは南の国に出征していたこと、おばあちゃんが満州にいたことを知る) 誰も話さないし聞いてはいけないようなそんな雰囲気があった。 こんなひどいことがあったのに。

    • まさかコロナになるなんて記録

      週末なんとなくしんどくなることがよくある。体がだるくて少し風気味で「疲労がたまってるな」と感じ、最小限の家事を済ませ風邪薬をのんで、昼から夕方までとことんだらだら眠る。そうしているとじわじわよくなったりするものなのだが。。。 今週の土曜日は、そんな状態から復活できない。熱は37.2。のども痛い。周りではコロナもインフルもきかない。とりあえず子供の鼻水ずるずる受診に同行。気合で一週間分の買い物をする。咽喉風邪かななんて考えながら薬をのんで早く寝た。調子が悪かったら休日診療に行

      • こどもへのまなざし

        乳児だった息子を育てているころ必死になって読んだ本がある 「こどもへのまなざし」著者の佐々木先生の語り口が優しく 赤ちゃんを必死で育児していた私は文章のやさしさに触れ 何度か涙したことを覚えている。 もうかなり息子は大きくなっていて本を開くことはないが 時々、思い出すことがある。  この話が温かくで私は大好きでこんなお母さんになりたいと思った。  冬休み中の息子の爪が長く「切りなさい」と何度か言っても切らなかったので渋々という感じで「危ないから切らんといけんよ。次は自分で

        • 久しぶりに泣いている息子を見て思ったこと

          習い事の迎えにいくと。 他の子どもと上手くいかなかったようで 「もう俺やめる。やめたい。」 と言い。 「学校にも行きたくない。」 と言い出した。 どうしたのか話を聞くと文句を言われたり理不尽に蹴られたりする。 言い返したりやり返したりしているがそんな事が増えてきてつらい。 という。 「お母さんだって仕事やめたいよ。上手くいかないことだってたくさん あるよ。大人になる修行だと思って少しがんばってみたら。」 と今思えば、息子に寄り添えない大人の思いを伝えてしまった。 「俺はも

        8月6日               戦争とは程遠いものだと思っていた

          息子から鋭い返しがきてニヤついた一日

          小学校の虫歯検診にひっかかってしまった。 夜なんか3秒くらいしか磨いてないもんな。 母である私はめっぽう夜に弱く息子より先に寝る日もざらである。 なんなら仕上げ磨きも小3くらいで卒業してしまった。 歯医者大嫌いな息子。 保育園から行っている今の歯科が唯一行けるようなったところだ。 どんな器具を使うのか。痛いのか。何分するんか。何のためにするんか。 保育園のころは細かく細かく聞きまくって そうしてまでも怖さに負けるとほとんど治療ができなかった。 女の先生や衛生士さんは丁寧に息

          息子から鋭い返しがきてニヤついた一日

          神楽に再びはまる秋

          お婆ちゃんにすすめられて神楽を知ってから 狂ったように神楽に沼っていた息子 2歳のころは保育園で終始神楽のお稽古なるものに励んで 他の友達からバリバリ温度差をつけて浮いていた息子 島根や広島での神楽鑑賞にはじまり おうちでの自主練なるお稽古 100均に足しげく通い剣や弓矢を何回購入したことか。 小学校に入り コロナ禍もあり自粛モードで ゲームやほかの遊びも楽しくて たまーに行くだけだった神楽 今年からは通常モードになり神楽も定期的に 息子が好きだったな。と思いながら 母

          神楽に再びはまる秋

          「学校に行きたくない」息子のつぶやき

          体幹のバランスを整えるという遊びのような習い事からの帰り道。 「俺、もう学校行きたくない。おもしろくない。」 と言い出した。しかも宿題が嫌とか勉強が嫌とか そんなことではないらしく。えっ? 「今のクラスは道徳が0点のやつらがばっかりで面白くない、疲れる。」 と言い出した。 「おれは喧嘩をふっかけたやつが100の悪口をいってきたら50しか かえさん」 「悪口は悪口で返すし、手をだしてきたら手を出す」 「死ねって言われてもどうせ人間は死ぬんだから『いつかな』と返す」 「『お

          「学校に行きたくない」息子のつぶやき

          息子のつぶやき記録

          私には9歳の小4の息子がいる。 愛してやまない息子ではあるか最近はっとする発言が多い。 たまたま私が平日休みだった。 息子は2年生までは学童で3年生からは鍵っ子をしている。 物音に敏感で寂しがり屋で 一人で留守番しているときは決まって YouTubeかゲームかテレビをつけながら宿題をしているらしい。 「おかえりー」 と私がいうと 「おかえりー」 と息子(クレヨンしんちゃんの影響) 「なんでおるん?」 「仕事休みよ。誰かがおったら寂しくないやろ?」 さらっと言った私の言葉に

          息子のつぶやき記録