大学スポーツで感じた、結果を出すチームとそうでないチームの差
私は、大学生活の4年間(コロナウイルスがあったので、正確には3年)を
スポーツを一生懸命に取り組み、強豪(結果を出すチーム)と弱小(そうでないチーム)をたくさん見てきました。
その時に感じた、「強豪」と「弱小」のチームの差を今回は執筆していきます。
私が取り組んでいたスポーツは、ほとんどが大学から始めます。
それゆえ、強いチームに強い人が集まってくることはなく、情報に信憑性があると判断しました。
1.文化
「弱小のすごい!」は、強豪での当たり前
チームにはそれぞれ文化があります。文化と表現するとかなり抽象的なのですが、今回は「チームメイトに対する基準値」を文化と定義づけます。
強豪は「当たり前の基準」が高いです。
強豪は、現在第一線で活躍するプレーヤーたちが結果を残しているので
強豪は先輩たちのプレーを常日頃から観察をできます。
そして、先輩たちが軽々やるプレーは自分たちも軽々やるものだと脳に植え付けられていく。
この繰り返しで、強豪の当たり前の基準が構築され、
強豪と弱小のレベル差が少しづつ生まれていきます。
2.声の 量と質 が段違い
強豪同士の試合は、まるで応援合戦
強豪同士の試合は、フィールドのプレーヤーもさることながら、
コート外からの声がとてつもなく多いです。
具体的にどのような声を出しているかというと、主に2つあります。
指示(相手の危険人物は誰か、相手の弱点、相手がどんな動きをしているか)
かなり的確な指示が飛んできます。周りが見えなくなる時があるので、チームを俯瞰できるコート外の選手が指示を出すことで、有利な状況を作ることができる。
応援(学生スポーツは雰囲気が9割をしめると言われています。)
強豪との試合をしたことがある人は、まず相手の応援のすごさに驚いたはずです。
声は威圧感を与え、チームの士気を向上させます。
相手のメンタルが弱い選手は、その雰囲気にのまれ始めるとフラストレーションがたまり始めます。そうすると、その選手を中心に普段はしないようなミスが多発し、落ち着いたころには、すでに試合が決まっている 場合が多いです。
ちなみに、上記2つも、強豪は先輩から徹底的に教育されます。
私は後輩に的確な指示を出させるために、思考回路(フレームワーク)をつくり、試合中に紙にメモをとらせていました。
→フレームワークにより、情報の取捨選択が容易になるからです。
さらに、トッププレイヤーが普段どのような考えで、行動しているのかを
後輩に伝えることができました。
フィールドプレーヤーの会話
コート外の選手は、指示と応援の声を出していました。
では、フィールドプレーヤーはどのような声を出しているのでしょうか。
それは、
「情報共有により、共通認識を作り出す」声です。
「声」よりも「会話」ですね。
少し指示と似ていますが、それぞれが得た気づきを共有しています。
相手の狙い、弱点でこんな対応をしたいから、こう動いてくれ、といった声を掛けます。
この会話をチームメンバー全員で会話できるようになると、
試合序盤で相手の情報を集める
中盤でその情報をもとに、仮説を立て検証を始める
終盤で、相手に対応した戦術が完成し得点差が広がる。
3ステップが構築できるようになります。
この「3」の工程に至るまでの速度を速めることができれば、勝つ可能性は大きく向上します。
この「3」のステップに素早く進むために、常に強豪は会話を可能な限り繰り返します。
3.知識、ノウハウ
弱小が1時間をかけて発見した気づきを、強豪は1分で解決
弱小が時間をかけて気が付いたことは、強豪では1分で解決します。
理由は、すでに先輩たちがその情報を受け継いでいるから。
学校でわからない問題があれば、先生に聞くと一瞬で解決しますよね。
そんな感覚です。弱小では、会話量が少ないため、せっかく先輩たちが構築したスキルも、後輩に受け継がれずに消えさってしまいます。
いわゆる「教科書」が存在しないしません。
強豪は、会話が活発に行われることで、質問の機会も多く訪れます。
その時に、先輩が一瞬で教えてくれます。
そうして、高いレベルまで強豪は素早くレベル上げが可能になります。
→「自分で考えて見つけた答えの方が価値がある」のような考えもわからなくはないですが、スポーツにおいての目的は「勝つこと」です。この問題は過去に解決された問題だと分かれば、別の問題にリソースを割けますし、チームレベルが上がる速度が違います。
部活の指導者という観点からすると、選手の育成が仕事ですので
「自分で見つける」プロセスにこそ、重視すべきです。
まとめ
いかがでしたか?
吉衛門の偏見がたくさん盛り込まれているなと、
読み返して感じています。(笑)
1日は1440分しかありません。
お金は稼ぐことができても、時間は稼げません。
今を大切に。
2月10日 吉衛門
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