仕事を辞めた翌年は大変です！

2,000年頃のお話

希望に胸を膨らませて脱サラした私は、家探しから開始しました。
希望は、農地付きの家。

車を走らせて空き家があったらすぐさま近所の人に聞いてみます。
持ち主は誰で貸してくれそうかなど・・・。

しかし、そんなには甘くありません！

どこの馬の骨とも知れない人間に、はい、そうですかと
すぐに貸してくれたり、お話をしてくれるはずもありません。

しかしながら、営業で培った経験は大きく、どこへでも飛び込んで
誰とでも堂々と物怖じせず話が出来るようになっておりましたので、
たいして怪しまれずにすみました。

海がきれいです

おかげで、車中泊10日後には
漁師さんの家を借りることができました。

なんと家賃タダで！

早速高知の家を引き払い、
土佐清水市の足摺半島の津呂集落に引越しました。
仕事をしていた時の高級車を売り払い、軽四の小さな自動車にしました。

全てはこれからスタートです！

希望に胸を膨らませながら、田舎生活を開始しました。

しかし、早速予想もしなかったことがやってきました！
今なら常識でしょって、当時の私に言いたいですがね（苦笑）
これから脱サラされる方、これだけは頭に入れておいて下さい！

ある日、2通の封書が届きました。
税金と保険料の納付書です。

中を空けて金額を見てびっくり！
無職の私にとってべらぼうな金額です！

なんと毎月合わせて十数万円以上支払わなければなりませんでした！

今思えば当然のことですが、
税金と保険料は前年の収入に応じて支払うことになっております。

おまけに国民年金の掛け金もこれに合わせれば?

たとえ無職になっても、前年の収入があれば
その額を支払わなければなりません！
仕事の時の蓄えも、それを理解した上で蓄えておかなければなりません。

あっというまに仕事の蓄えもなくなってきます。

次のステップを、すぐにでも考えなければなりませんでしたが、
時間は待ってくれません！

気が付いた時には蓄えなど底を尽き・・・
絶対に手をつけちゃいけない農場の開設資金もわずか

これからどうするの?

続きは次回

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