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あなたは何処の馬の骨ですか?

2002年のお話

私を虜にした消滅集落セキゼは、
見に来ていただいた方ならよく分かると思いますが、

50,000㎡以上の広大な土地で
すぐ下にはきれいな川まである、それはそれは美しい所です。



早速、村役場へ問い合わせに行きました。

しかし、
どこの馬の骨か分からない者に、村の貴重な土地は貸せません

当然といえば当然です!

移住者がいきなり土地を貸せなんて・・・。
私でも警戒しますよ!

当然、散々たらい回しされた末、
何の収穫も答えも出ませんでした。

それで普通です。



そこで! どこの馬の骨かよく分かるように
正式に新規就農計画書を県に申請して、
県知事の認定する認定就農者を取得しました。

就農計画書作成に要した期間1ヶ月
さらに取得するまでに1ヶ月
それから資金収支計画書作成に1ヶ月

ようはこの土地を利用して
こういう事業をしますという計画を作り

どこの馬の骨ですということを
しっかりとお伝えしようという作戦です。

三原村役場



3ヶ月後、県農業改良普及センターと県西部家畜保険所の
合計4名の職員と共に、再度三原村役場へ赴きました。

どこの馬の骨か作戦は大成功でした!

ご丁寧な説明を受けることが出来て、
さらにお茶までついてきました(笑)

お話の中、セキゼ集落は戦後農地改革で
16戸のご家族が入植されましたが、後に全戸離農され、
村有の土地となったこと。

今までに、牛の牧草地や豚の育成場をやってみたが、
後継者育成の問題からすべてうまくいかなかったこと

セキゼ養鶏施設区画図


何年か前に、養鶏場施設を作ったけれども
もう何年も使っていないから水も電気もないこと

条件として三原村へ引っ越してきて村民になること

1ヶ月間公募をかけ、それで村民のなかで応募がなければ
セキゼ養鶏施設を貸しましょうとのお返事を頂きました。

1ヶ月の間、期待に胸を膨らませて待つこととなりました。

続きは次回



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