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開拓生活のスタート!

村の公募期間の1ヶ月が経過して、
正式に貸してもいいという連絡がきました。

2002年8月、セキゼ養鶏施設東区画約7,000㎡の土地を
村から借りました。


東区画を借りました


いよいよ 開拓生活のスタートです!

区画図はあるのですが、ジャングルになっていますので、
区画なんてないものと同じですが・・・(苦笑)

始めにジャングルのような土地の開拓から開始しました。
中には沢山の木も生えており、途方もない時間が過ぎていくのでした。

まさにジャングル!

草木を刈り取るにつれて、鶏舎が見え始め
5坪ほどの鶏舎が6棟あることが分かりました。

もう何年も使用していないせいか
それぞれ修繕は必要でしたが、なんとか使えそうです。

しかも、それぞれに水の蛇口がついてます!
しかしながら、当然水は出ません

姿を現した鶏舎
これを開拓小屋にしました

鶏舎の中にむしろをつって壁に
畳をもらってきて床にして、開拓小屋にしました。

入植当時、水は近くの山水をポリタンクに入れて使用
トイレは穴を掘って、周りに囲いをつけただけ
お風呂は下の川で身体を洗っていました。

石を積み上げて炊事用のかまどを作り、
調理と暖を取るための兼用で、一斗缶で薪ストーブを作りました。

電気・・・? そんなものはありません!

朝日と共に起きて、日が暮れたら寝るといった日々

ここはいったいどこの国だ? なんて・・・
1人で笑いながら生活しておりました。

途中で気がついたのですが・・・
夏場に開拓するもんじゃありません!

なにせ重機なんてありませんから、すべて手刈り 草刈り機と鎌
チェーンソーとナタですから・・・。

難敵はいばらと葛葉かずらと笹の森
強引に勢いよくやると、とげがいっぱい刺さります!

開拓のゆく手を阻むいばら

ジャングルの奥の奥
腕の太さくらいの株元を伐らない限り、彼らには勝てません。

刈っても切っても、すぐにどんどん勢いよく生えてきます。
開拓どころじゃありません!

そこでまずは水の確保を優先することにしました。

村の担当者に聞きにいくと、
セキゼ集落の水源は川を泳いだ山の中腹にあること

黒パイプの25ミリでワイヤーで吊って川を渡していたこと

貯水タンクの位置は、県道沿いで現況確認出来る位置にあること

配管はおそらく寸断されてるとのこと

配管位置も不明ということでした。

貯水タンクの位置はすぐに分かりました。
でも、水は来ていません。

それに! 50,000㎡の広大な消滅集落の
いったいどこに配管されてるなんて、分かったもんじゃありません!

うっそうとした藪と森を眺めながら 深ーい ため息

いや こういう時こそ 協力隊スピリットを発揮するんだ!

続きは次回


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