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石神井公園の氷川神社の骨董市へ行ってきた(古本日記)

石神井公園の氷川神社で催されている骨董市へ今日足を運んだ。
西武池袋線に石神井公園駅という駅がある。石神井公園駅から徒歩で行ける公園である。
骨董品の他に古本もあり、古本好きの自分としては、毎回愉しみにしているイベントである。
現時点では第四日曜日にひらかれているイベントで、石神井公園の豊かな自然を散策して堪能する次いでに寄ると、発見がある。

今回の収穫は2冊。司馬遼太郎の著作と『老子』

特に司馬遼太郎さんの『風塵抄』は掘り出し物。
本書にはこう説明がある。
『一九八六―九一年、身近な話題とともに、日本の土地問題、解体した「ソ連」の将来にのこる問題にいたる、激しく動く現代世界と人間を省察。世間ばなしのなかに「恒心」を語る、珠玉の随想集。』(本書より)
司馬遼太郎の『風塵妙』と『老子』。とっておきの収穫でした。
古本を買う魅力は、書物をリサイクルして読むことだと思っている。書物という知的資源を時を超えて循環して活用すること。お金をそれほどかけずに前の読み人が読み込んだ知的資源(本)を売り手を介して継承すること。
私は古本のいい香りや古びた感じが好きである。新品もいいけれど、古本は年数を経たゆえのあたたかみのような感じがある。手ざわりも心地よい。心が落ち着くのである。茶が似合いそうである。終. 

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