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読書論エッセイ

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@Kazuがお届けする、読書の楽しさを共有したり、再認識できることを目的としたエッセイをまとめています。読書が好きな人にも、そうでない人にも、読書について、発見があることを目的に…
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記事一覧

平静書の役割、最も親しい書物との交際について(読書論エッセイ)

読書を続けていると、積読本、ある程度付き合いのある書物、付き合いは多いが、そこまで親しく…

@Kazu
1か月前
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一人で古人と対話する静かな時間をもつことの意味

この間、一人で自分と対話する静かな時間をもつことが大切だと考えているという趣旨の記事を書…

@Kazu
4か月前
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愛読書が意味するもの(読書論エッセイ)

ショルダーバックに入れていた飲みかけのコーヒーが少しこぼれていた。公園の神社にいたのだが…

@Kazu
9か月前
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知的サイズを拡げるという選書基準(読書論エッセイ)

知的サイズ。この言葉を最初に目にしたのは、花村太郎著『知的トレーニングの技術』においてだ…

@Kazu
10か月前
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名言集の魅力を語ってみた(読書論エッセイ)

最近、名言集の魅力にはまっています。今回は、私が座右に置いている、生きる指針に満ち溢れた…

@Kazu
1年前
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科学古典読書時代スタートのための記録(読書論エッセイ)

中学校に入学した直後に科学部に入部したことを今でも記憶している。 わたしは、科学に憧れて…

@Kazu
1年前
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座右に置いている知の巨人の書物3選・(読書論エッセイ)

今回は私自身が人生を通して、手元においておきたいと感じている書物、3冊を精選し、その魅力や出会ったきっかけを語ってみたい。 これら3冊に共通しているのは、著者が非常に聡明な人たちであるという点であり、手にすることで、強力な味方となってくれる点にある。 知の巨人の書物(海外篇) まず、この一冊から。 エマニュエル・トッドはフランスの歴史人口学者であり、ケンブリッジ歴史学博士。日本では、地政学的な予測で知られている。 本書で明かされるのは、一言で言うなら、トッド博士がこれ

紙の書物を哲学する (読書論エッセイ)

私たちが普段、何気なく目にしたり、図書館や書店などで手に取る書物というもの。それは四角い…

@Kazu
1年前
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古典読書時代スタート(読書論エッセイ・読書雑記)

読書の秋が来ました。さきほど、都内の自然公園を歩いていたのですが、暖かく、絶好の散策日和…

@Kazu
1年前
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不読の読について考えてみることは決して無駄ではない(読書論エッセイ)

 花村太郎著『知的トレーニングの技術』で、読書術の秘中の秘、不読の読について、語られてい…

@Kazu
1年前
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SFを読むことの意義・読書論エッセイⅡ

歴史学者のユヴァル・ハラリは『21Lessons』で「二十一世紀には、SFはおそらく最も重要なジャ…

@Kazu
2年前
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最近、買った本、読んだ本、行った古本市について(読書雑記・読書論エッセイ

一冊、一冊の本について丁寧にレビューする前に、蔵書に加わった、読みかけの本や貸し出しした…

@Kazu
1年前
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