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生カステラ専門店ができるまで~開業から休業まで~⑫ 求人と面接


物件、商品開発、ロゴ、オリジナルBOX と徐々に店を形作るものが
進んだ段階で手を付けたのは

求人

でした

どんなに準備が進もうと
人手がなければオープンすることはできません

飲食業は業態によって求人応募に差がでやすく
居酒屋などお酒を扱うor労働の時間帯が遅い時間というのは敬遠されがち

その点カフェ、菓子販売などは人手が集まりやすい業態で
フリーター、学生、主婦など年齢層も幅広く男女共に応募がありました

求人は以前であれば媒体掲載する際は非常にコストがかかるものでしたが
現在であればネットの無料媒体やSNSなどでも十分募集が可能です

オープニングスタッフ募集ということで注意したこと
こうすればよかったなという点をまとめてみました。
(採用人数がある程度必要で応募多数の場合)

◎応募受付の時点で候補者の情報収集をする

・希望勤務時間、週当たり勤務希望の最低日数と勤務可能な最大日数
・希望の月の収入について
・出勤不可な時間帯、曜日、期間
・交通費に関して
・簡単な現在の状況
・雇用に関するその他の希望

◎試験採用の期間を設ける

採用する側、される側 お互いのために試験採用を決めるのがベストだと考えます。何事もやってみなければ解らないこと多数。

◎面接時に聞きたいことのリスト作成と相互確認

面接する人によって千差万別な項目
人柄を見極める、お互いの提示する条件が合うかなど
あらかじめリストアップしておくとスムーズ

また、繁忙期や年末年始、休暇時期、欠員が出た場合に協力的かどうかの確認は
個人的に必須項目です

◎採用後必要な情報などのフォーマット作成

採用が決まってからの給与支払い、交通費費支給に関する内容を明確にするため
採用側が提示する内容と雇用される側に提示してほしい内容を把握する共通フォーマットが役立つと感じます


人との出会いは運とタイミング
フロッシュママでは人材に恵まれ皆一生懸命に取り組んでくれました



ここで大きな間違いがありました


それは過剰な雇用人数の設定でした
初めての業態、出店のためにオペレーション未確定の部分が多く

想定していた当初の必須人数が3人体制だったのに対し

作業工程の見直し+平均売上分の製造に必要な人数


休業前の必須人数は1人から1.5人という半分の人数で運営できるという最終的な結果でした

短縮できる作業や製造量など
運営してからわかったことが多く、仕方のなかったことだとは思いますが

どの業種においても人件費の負担はとにかく大きく


・過剰に人員に頼らずにすむ工夫
・少ない人数で採算をとれる営業規模
・過剰だと判断した際の迅速な舵取り


これらが大切だと学びました




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