日本のへそからぶらりたび 海士散歩(あまさんぽ) 菱浦地区編
海士町散歩紀行・あまさんぽも残すは菱浦地区だけになった。
ここまで海士町14地区散策は長いようであっという間だった。
海士町にはいろんな土地がある。
今回は海士町の港町・菱浦地区を紹介していきたい。
海士町・菱浦地区とは
海士町の北西に位置する地区で、隠岐島前高校、隠岐國学習センター、CAS凍結センター、ento、レインボービーチ、キンニャモニャセンターなど、まちづくりに核となる施設が密集している。
随筆家・紀行文作家・小泉八雲が「鏡ヶ浦」と名付けた菱浦港を囲み、昔から島の玄関口として活気のあるエリア。若者やIターン者が多く住んでいる。
旧道沿いには港町として栄えた頃の面影を残す建物・看板がある。
海士町・菱浦地区の散策スポット
御倉神社
御祭神: 大国主命
行事
・月次祭・・・毎月15日
・元旦祭・・・午前0時に集まり祭典する。
・春祭り・・・2月27日の午前11時より祭典のみ実施。
・秋祭り・・・11月23日 御倉神社秋祭り(新嘗祭)の祭典のみ。11時から
・例祭(大祭)・・・7月14、15日。14日は宵宮が17時より開催。15日は本祭。2年に一度行われる。大祭では神輿・先払い・後払い・獅子・楽師(てびし・笛・太鼓)が行われる。2024年も7月14、15日の2日間にわたって開催された。
隠岐汽船発祥の地
隠岐汽船発祥の地と書かれた石碑が建っている。
レインボービーチ
夏になると海水浴で観光客で賑わう観光スポット。
キンニャモニャセンター
海士町の玄関口である施設。飲食施設であるセントラル亭、島じゃ常識店という売店、観光協会、フェリー乗り場である菱浦港がある。
鏡ヶ浦湾
小泉八雲(ハーン)が海士町にやってきてから
菱浦のことを鏡浦、鏡ヶ浦と呼ぶようになったそう。
前回の福井地区でも紹介した家督山からの鏡ヶ浦の景色はとてつもなく見晴らしが良い。
筆者が選ぶ海士町・菱浦地区イチオシ風景
海士町・菱浦地区を散策してみて
海士町・菱浦地区を散策して感じたのは、海士町の海は喜怒哀楽が激しく美しく輝いていること。
夕方や夜の輝き、朝日に照らされる港町、どれも見るたびに癒される。
のんびりしたい時は僕も菱浦の海を眺めたりしている。
隠岐汽船のフェリーを見るたびにフェリーに乗ったら大冒険ができるんやとワクワクした気持ちになる。
個人的におすすめの過ごし方はセントラル亭でうまいご飯を食べて海を眺める。
菱浦は不思議なことにゆったりと時間が流れているので散歩も楽しかった。
小泉八雲が鏡浦というくらい、菱浦の海は鏡のような美しさだった。
キンニャモニャ祭りは今年は台風の影響で残念ながら中止になってしまったが、来年以降のどこかでリベンジ参加したいという目標もできた。
海士町14地区散策紀行・あまさんぽを終えて
5月から始めたあまさんぽ。14地区を巡ろうと思ったきっかけは海士町の何気ない日常風景を自分の目で見て、肌で感じて、耳で音を聞きたかったから。
ただ散策するだけでなく、海士町のことを知ってもらえたらと思った。
実際に散策してみてネットではわからない海士町の良さも感じることができた。
僕自身、大人の島留学で海士町に来てもうすぐ折り返し地点だが、海士町の四季を残り半年堪能したいと思う。
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