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学校や学級を見学するときのポイント

来年度の就学に向けて、動き始めている保護者の方も多いと思います。

特別支援学校や支援学級、特別支援教室(自治体によっては見学をしていないかもしれません)、通常学級、フリースクール、特別支援や不登校の受け入れに力を入れている私立の学校、通信や定時制の学校など、

様々な学校への進学を見越して、見学に行くことがあるかと思います。


そのときに、どんなところに注目して見たり、質問したりすればよいのか、分からない方もいらっしゃいますよね。

また、「これを聞いておけばよかった」「この点を見ておけばよかった」と後から思うこともあるかもしれませんので、
私が思う見学のポイントをお伝えさせていただきます。


①学級の数(子供たちの人数)
→これは、必ずチェックする必要があります。
お子様によっては、少人数で生活することで成長できる子と、大人数の中での方が成長できる子と分かれることが多いです。

どちらかというと、知的に比重が高い場合は、大人数が向いている子が多いです。反対に情緒に比重が高い場合は、少人数が向いている場合が多いように感じます。


②通学路
学区外から通学される子も多いと思います。
そのときに、どのように通学させたらよいのか、また放デイや学童などはどうなのかについても、実際に通っている子供たちの実例を聞くとイメージがしやすいと思います。


③教室環境
教室の環境を見ることはとても大切です。教室の大きさ、教材、設備、部屋の数など、お子様が実際に教室にいることを想定するとよいかと思います。

もし、パニックになりやすかったら、落ち着ける別室があるかどうか、パーテーションなどで視界を遮れるものはあるかなど、実際の子供たちの様子を見ながらイメージされるとよいと思います。


④子供たちの雰囲気
子供たちの雰囲気もとても大切になってくると思います。
もちろん、「あの子は嫌だ」「一緒にいさせたくない」といった見方ではなく、先生の話を聞いているか、ちょっと落ち着かない子も、何かしらの支援で頑張ろうとしているか、など、子供たちが、学級でしっかりと生活できているかどうかを雰囲気でよいので感じて欲しいと思います。


⑤進学、通常学級への転学情報
これは、特に小6、中3の方たち、また通常学級を視野に入れてる方たちに向けてなのですが、進路について、卒業生はどのような道にいったのかについて、質問したり、実績が見れたら見てくると良いと思います。

先生からの情報もそうなのですが、意外と先輩保護者の方からの情報もとても参考になります。

なるべく、実績や歴史が多い学校だと、その分情報も豊富かと思います。


今上げたのは、ほんの一例ですが、お子様の将来に関わることなので、お子様の状況をよくイメージして、見学されるとよいかと思います。

もちろん、自治体によって、見学しても学校や学級を選択できない場合もあります。

ただ、色々な情報を集めることは、良いことでしかありませんので、ぜひ参考になさってみてください。

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