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朝、乱れると

1日スムーズに生活するためには、『朝』の状態がとても大切になってくると感じます。

朝乱れてしまうと
●登校しぶり
●別室登校
●不登校
●保護者の方に攻撃
●学校でのトラブル(友達関係など)
●放課後のトラブル(習い事や放課後デイなど)
●学習意欲の低下
につながることが多いと感じます。

学校側からすると、1日崩れることによって、学習や生活がスムーズにいかないので、
「朝スムーズに登校させてほしい」
と、思ってしまいがちになってしまいますが、
保護者の方の立場になると、
「それができたら、苦労しない」
と思いますよね。

私も子をもつ親として、とても難しい問題だと思っています。

朝、その日の学校や学校外のことで、自分にとって嫌なことが待っていると、どうしても不安になってしまいます。
また、ご家庭で、お子様が寝坊したり、お母さん(お父さん)がお見送りできなくて、いつも通りとならなかったり、お子様が理想とするいつも通りのことが叶わなかったときに、崩れてしまうことが多いと思います。


少しでも、朝の不安定さを解消するために出来ることとしましては、ある程度、夜のうちに朝のことを話し合っておいて、気持ちを整理する時間をもつことが大切だと思います。

その中でも、一方的に、
「明日の朝は、仕事でお母さん(お父さん)がいないからね」
「朝早く起きるんだよ」
「明日は、嫌かもしれないけど、〇〇があるからね」
など、ただスケジュールを伝えるだけでは、不安な気持ちが高まってしまい、余計に朝崩れることが考えられます。

ですので、
「〇〇があるんだけど、どうしたらいいと思う?」
「予定は変えられないんだけど、朝元気になる方法はないかな?」
「朝、気持ちよく行けるように協力するよ」
と、
変えられない事実はしっかりと伝え、それと、本人はどうしたいのか、お子様の気持ちを尊重した対応策を一緒に考えていくことが必要だと思います。


現実的な話、朝そのような交渉をすることが難しいと思いますので、夜のうち(夜は朝に比べて、比較的に気持ちが穏やかなことが多いと感じます)に、話しあって、見通しをもつことが大切だと思います。


もちろん、それで全て解決するとは思っていません。
慣れもありますし、本人の気持ちの成長も関係してきます。
ただ、やらないよりは、やった方がよいと思いますので、一度ダメでも、何度か試してみてください。

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