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機嫌が悪い子への最初の言葉かけ

お子様が、ご家族で機嫌が悪かったり、イライラしていたりするときがありますよね。

それに、本人の中でヒートアップしてくると、

物を傷つけたり、大きな声を出したりして、周りに迷惑をかける危険があるので、すぐにでも止めたいと考えると思います。

そんなとき、本当はどうして機嫌が悪いのか、その理由を聞いて解決してあげたいのに、
『何があったの?』
『話してごらん』
と優しく言葉をかけても

こちらの言葉を聞き入れてくれる状況じゃなかったり、無視してきたりすることがあるかもしれません。


そうなってしまいますと、
やっぱり大人も悲しいですし、イライラもしてきてしまいますよね。

余計にヒートアップすることも考えられます。


色々な状況が考えられますが、
話を聞くにせよ、クールダウンをするにせよ、
まず何か一言声をかけると思います。

その一言目が失敗してしまうと、あまり上手くいかないことが多いのかなと感じます。


私も日々子供たち(パニックになっているなど、いつもと様子が異なる)に話しかけるときは、初めの一言目にとても注意をしています。


その中でも、いつも心がけているのが、
『あなたを助けたい』
この気持ちが伝わる言葉を選ぶようにしています。


◎今のあなたを助けたいんだけどさ

◎そのイライラ取ってあげるからさ

◎今のあなたを見ていると、こっちも辛くなるからさ

◎いつものあなたに戻って欲しいと考えているんだけどさ


などと切り出すことが多いです。


そのような言葉をかけてから、
少し様子を見て、
もし、反応示してくれるのであれば、
『どうして、こんなにイライラする状況になってしまったの?』
と、原因を探っていくようにしますし、

反応を示さなかったら、
『分かった。また、聞いてみるから答えられるようになったら教えて』
と、一度離れるのもよいと思います。

パニックが止まらなかったら、
『分かった。まずは、落ち着くことに集中して。その後に話を聞くから』と、やるべきことを示してから、余計なことは言わずに、黙っているのがよいと思います。



このように、一度『助けたい』のニュアンスを出すと、大抵の場合、少しではあるかもしれませんが、子供たちのテンションが落ち着くことが多いです。

私の経験ですが、結構効果的だと思っています。


私がお伝えした言葉の一言一句そのまま伝えるというよりも、保護者の方が『助けたい』と心の中で意識した後に出てきた自然な言葉でよいと思います。


意識することが大切だと思うので、試してみてください。

※ただし、イライラした原因が、保護者の方とのトラブルだったら、効果的ではないと思います。
あくまで、どうしてイライラしているのか、その原因が分からないときに、試してみてください。

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