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野球のココロまじわうトコロ

うわじま市民ライターの「なかけん」です。
宇和島の「ココロまじわうトコロ」を探しながら毎日ランニングを楽しんでおります。
今回ご紹介するのは、「野球のココロまじわうトコロ」です。

創部110年を超える伝統のある宇和島東高校野球部は、昭和63年春の第60回選抜高校野球大会で、初出場初優勝の偉業を成し遂げました。

第60回センバツの決勝戦ハイライト↑

宇和島東高センバツ優勝グラフより

牛鬼打線を大爆発させたのは?

アルプススタンドの牛鬼様!

とにかく、あの時は宇和島中が沸きました!

優勝記念誌で振り返る町の様子
校内の記念碑
校内の資料館
栄冠の数々

いきなり全国の強豪校となった宇和島東高校は、平成5年春から平成6年夏までの4期連続の甲子園出場や、平成9年から3年連続の夏の甲子園出場!
令和元年度には9年ぶりの甲子園出場を果たしており、甲子園の常連校と言っていいでしょう!

小さなグラウンドから大舞台へ

甲子園の名将と言えば、
「スマイル上甲」!

宇和島市三間町出身の上甲正典監督(享年67歳)をはじめとする熱心な野球指導者が多い宇和島市からは、多くのプロ野球選手が誕生しました。

宇和島市出身のプロ野球選手の
資料が展示されている丸山球場
これは野球ファンにはたまらない!

平井正史さん↓

中日ドラゴンズ時代のユニフォーム

宇和島東高校で甲子園出場
オリックスブルーウェーブ
ドラフト1位
オリックス~中日~オリックス
指導経歴:オリックス(一、二軍投手コーチ、育成コーチ)
2年目に中継ぎ投手に転向すると、最優秀救援、最高勝率のタイトルに、新人王を受賞してチームのリーグ優勝に貢献。
中日ではベテラン投手らしい安定感。
現在はオリックスの投手コーチを務め、今シーズンの日本シリーズでは何度もマウンドに駆け寄る姿が印象的でした。

橋本将さん↓

千葉ロッテマリーンズ時代のユニフォーム

宇和島東高校で甲子園出場
千葉ロッテマリーンズ
ドラフト3位
ロッテ~横浜~四国IL/愛媛
平井正史さんの捕手として岩村敬士さんらと甲子園に連続出場。
ロッテの正捕手争いに食らいついた強打者でした。

宮出隆自さん↓

東京ヤクルトスワローズ時代のユニフォーム

宇和島東高校で甲子園出場
東京ヤクルトスワローズ
ドラフト2位
ヤクルト~楽天~ヤクルト
指導経歴:ヤクルト(一軍ヘッドコーチ、一・二軍打撃コーチ)
一軍で初先発初勝利を挙げるが、野手転向し一軍に定着。
05年には打率.320を記録。
現在はヤクルトのコーチを務め、日本一にも貢献されました。

土居豪人さん↓

千葉ロッテマリーンズの現役ユニフォーム

宇和島市立城東中学校
松山聖陵高校で甲子園出場
千葉ロッテマリーンズ
ドラフト8位
入団3年目に開幕一軍入りを果たしました。

岩村敬士さん↓

近鉄バッファローズ時代のユニフォーム

宇和島東高校で甲子園出場
近鉄バファローズ
ドラフト7位
実弟は福島レッドホープス球団代表兼監督の岩村明憲さん。
オリックス・バッファローズでコーチを務める平井正史さんや、千葉ロッテマリーンズで活躍した橋本将さんらと春夏連続で甲子園に出場しています。

岩村明憲さん↓

東京ヤクルトスワローズ時代のユニフォーム↑
左・メジャーリーグ時代のユニフォーム↑
右・WBC優勝時日本代表のユニフォーム↑

宇和島東高校
東京ヤクルトスワローズ
ドラフト 1996年2位
ヤクルト~デビルレイズ~レイズ ~パイレーツ~アスレチックス~楽天~ヤクルト~福島レッドホープス
2004年の44本塁打を皮切りに3年連続30本塁打。
07年にポスティングでレイズに入団し、08年にワールド・シリーズ出場。
15年からBCリーグで選手兼任監督として指揮を執り、現在は福島レッドホープスを経営されています。
06、09年にはWBC日本代表として出場し2連覇に貢献しました。

大変貴重な使用済みの野球道具

岩村明憲さんがメジャーリーグで活躍したレイズが球団の創設25周年を記念して、岩村明憲さんの銅像を球場に建てました。
銅像の除幕式に参加した岩村さんは「凄く嬉しい!感謝している。」と喜びを語っています。


先日、プロ野球愛媛県人会の懇親会が開催され、岩村明憲会長をはじめとする宇和島市出身の会員も多数出席されていたようです。

プロ野球愛媛県人会の皆さん

懇親会の司会を務められた、やのひろみさんより集合写真をご提供いただきました。
宇和島市のいろんなイベントの司会で引っ張り凧のやのひろみさんからも、プロ野球愛媛県人会へのエールをいただきました。

「ホンモノのプロ野球選手たちに実際に会えること、
自分たちと同じ町・同じクラブから夢を掴んでいる人たちと触れ合えることは
「自分もこうなりたい!」という夢や目標への可視化や、ヤル気の醸成に直結する、
どんな言葉よりもチカラ強い瞬間。
岩村明憲会長が旗を振って、その仲間をこれだけの厚い層で組織している県人会は他にないのではないかと思います。
今年も12月に野球教室及び懇親会を実施予定です。
ぜひぜひ間近で!お待ちしています。」

やのひろみさん、暖かいメッセージをありがとうございます(^o^)

宇和島は、たくさんの野球のココロがまじわうトコロです。
これからも、多くの人々によって支え合い、宇和島の野球が盛り上がることによって牛鬼打線が目覚め、野球王国愛媛が復活する日を夢見ております。

センバツ初優勝投手の小川洋さんは、
ボーイズリーグで硬式野球を指導中!
宇和島ボーイズからのスター誕生に、
これからも期待しております。

※「ココロまじわうトコロ」とは?

2020年1月に誕生した、ブランドを発信していくためのキャッチコピーです。「まじわう」は、「うわじま」を逆さに読んだもので、宇和島に関わる全ての人をあたたかく受け入れ、様々な人や文化が行き交い、前へ、外へとしなやかに発展していく場所でありたいとの願いが込められています。


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