世界一美しい美術館ってどんな場所?
こんにちは。デンマークに留学中の大学生です。
先週末、コペンハーゲン郊外にあるルイジアナ近代美術館を訪れました。
なんとこの場所、「世界一美しい美術館」として世界から称賛されているんです。
でも、世界一の美しさって何なんだろう?自分なりの答えを見つけに行ってきました。
入館
ルイジアナ近代美術館は、コペンハーゲン中心部から電車で約30分+10分ほど歩いた場所にあります。
そこら辺に置いてあったパンフレット。
館内は絵画が中心、屋外に彫刻など3次元のアートをちりばめるような構造で、すぐそこに海が見えます。
また、カフェやお土産ショップも充実してて、作品以外の見どころも多くあります。
館内の様子
なかなか写真で雰囲気を伝えるのは難しいのですが・・・
特に印象的だったのは、白を基調とした壁に、所々配置されている木々。そしてスペースを目いっぱいに使った、窮屈さを感じない雰囲気づくり。
日光の取り入れ方も相まって、まるで自然の中に溶け込んでいるかのような気分になりました。
シンプルなデザイン、自然との融合、居心地の良い空間づくり。これらは総じて北欧的なデザインに共通するものです。
僕はこの美術館をつくる上で、このような北欧(デンマーク)デザインの長所を最大限に生かすことを目指したのではないか、と推測しました。
展示作品
沢山ありましたが、その中で僕の印象に残ったものを幾つか。
↑これは草間彌生さんがつくった光の空間です。滞在時間1人1分の制限がありましたが、異世界にいるような不思議な体験ができました。
↑向こう側に水平線がずーっと続いています。思わず飛び込んでしまいそうなリアルさは、美術館のロケーションを活かした展示をしているからこそ。
現代アート、ということでアーティストの意図を汲み取るのはなかなか難しかったですが、洗練された作品が多いな、という印象を受けました。
天候が悪くて僕は行かなかったのですが、屋外もアート作品で溢れています。それを散策しつつ海を見てくつろぐ、というのが定番のムーブだそうです。
まとめ
お分かりいただけた通り、ルイジアナ美術館でいう「美しい」は、誰もが見てハッと驚くような豪華絢爛、という意味ではありません。
人工的なもの(建物・作品)と、自然的なもの(海・草木)の2つが融合することで生まれる空間的な「美しい」が、世界で高く評価されているのかな、と感じました。
(言語化下手で申し訳ない・・・)
だからこそ、機会があればぜひ訪れて、実際にその雰囲気を感じ取ってみて欲しいです!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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