ほきくんのリハビリ記録① ~ある難病~

私は“ほきくん。”
アラフィフのおっさんです。
立派な肩書は、残念ながら、ありません。
今回が初めての投稿になります。
 
あることが原因で
「どうして自分が。」「もう自分には明るい未来はない。」
と目の前が真っ暗になっても、
そんな自分の境遇に負けずに、
「前向きに」頑張っていると、思いがけずいいことがあるんだ。
ということを紹介します。
よかったら読んでください。
そして少しでも元気が出たら、うれしいです。
 
 
みなさんは【脊髄小脳変性症】という難病を知っていますか?
 
おそらくほとんどの方は、
人間は特別な意識なんかしなくても、“走る”など様々な「動き」ができる、と思っているはずです。
というか、そんなこと気にしたことないですよね。
私もかつてそうでしたが、実際は違うことがわかりました。
 
【走る】という動作を例にご説明します。

まず
脳から「走りたい。」という指令が出ます。
次に
その指令が、神経を通って、“走る”という動きに関係のある細胞に伝わります。
その細胞と細胞がうまくつながると、
やっと
人間は【走る】ことができるのです。
何もなしに走ることはできないのです。
「しゃべる」や「歩く」なんかもそうです。
 
【脊髄小脳変性症】は
その指令がうまく通らず、
これまでできていたことが少しずつできなくなっていきます(進行性)。
大変恐ろしい病気です。
最後は寝たきり状態になってしまいます。
「赤ちゃんに戻っていく」
こちらの方がイメージしやすいかもしれません。
医療従事者の方とは説明の仕方が違うかもしれませんがご了承ください。
 
 
 
私はこの【脊髄小脳変性症】を患っています
 
まだ寝たきり状態ではありませんが、
「走る」ことはできません。
介護道具の歩行器がなければ、「歩く」ことはできません。
呂律のまわりが悪くなったので、「しゃべって」もうまく伝わりません。
 
 

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