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繊細さ

就活をしていて、企業さんから言われることがあります。

YONEさんはすごく繊細

どの企業からも言われている気がします。
そして不採用になる理由も、

潰してしまいそうだから

とおっしゃいます。
私はそれを聞いて、私は弱いんだ、と感じていました。
働いていく上で邪魔になる存在なんだ、と。

確かに、人よりもいろんなものに敏感な自覚はありました。
その時初めて知ったダンスチームの解散演舞を見て涙が止まらなかったり、
人のけがの話を聞くのが苦手だったり、
教室という環境が苦手だったり。

自分の弱さであるとも感じていたので、後ろめたさと、やっぱりか、という気持ちでした。

それから就活において、繊細な部分を出さないようになりました。
別に出そうと思っていたわけではないのですが、かなり気を付けて片鱗を見せないようにしました。

でも、結局はしんどくなっていたように思います。
この時から "私のことば" ではなく "就活のことば" になっていったのかなと。

"私のことば" で話すには、私の繊細さが必要なんだと知りました。
では、私の繊細さはどこからくるものなのか。

私の繊細さは、ことばそのものなのだと思います。

ことばに執着してきた私に、繊細さが備わるのは必然だったんです。
ことばはその人そのものです。
その人の見ている世界を示すものです。
その人の持つ世界観や価値観を表すものです。
そういったものをつぶさに捉えようとすれば、何事にも敏感になり、
繊細さにつながるわけです。

私の持つ繊細さを弱さではなく、強みとして押し出していくことができれば
就活が少しひらけたものになるのではないかと感じています。

私の武器はことばへの執着、そして繊細さなのです。
本質を捉えようとする、人をよく見る、良き理解者となろうとする。
それが私の良さ。


noteを初めてまだ数日ですが、
"私のことば" を取り戻しつつあるように感じています。
自分に素直に、自分の強みを認めて、その反面弱さであることも自覚して、
それでもこれで戦っていきたいと思う。

就活のレールではなく、私の人生のレールを進んでいく。

もう少し頑張れそうです。


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