見出し画像

バンクシー巡りの旅〜パレスチナ自治区ベツレヘム妄想旅行計画①〜

妄想旅行の目的
イスラエルとの紛争が絶えないパレスチナ自治区で紛争が地域の人々に与える影響を旅行者でも入りやすい自治区ベツレヘムで感じながら、それらの問題に一石を投じるアートであるバンクシーアートを鑑賞しながら考察する

●旅程
早朝:エルサレム・ダマスクス門前からベツレヘムへ移動/バス231番
9:00:朝食/パレスチナ自治区で朝食→ホブスとチーズゆで卵、オリーブ、チャイの定番朝ごはん
10:00:ベツレヘム中心部のメンジャー広場に立つ聖降誕教会見学/キリスト生誕の地
12:00:昼食/ファラフェルとフムスとホブス/ひよこ豆のコロッケは中東の定番フード
13:00:バンクシーのアートを見に行こう/インティファーダと花束を投げる青年  
15:00:なんちゃってスターバックスベツレヘム店でカフェタイム 
16:00:分断の壁とバンクシー/パレスチナとイスラエルを分断する壁にはバンクシーの作品が複数描かれている
18:00:夕食/中東の定番鶏の丸焼きを食す
19:00:アルギーレで一服
20:00:宿/世界で一番眺めの悪いホテル/バンクシーが手がけたホテル

 中東パレスチナ自治区と聞いて真っ先に思いつくのはやはりイスラエルとの紛争であろう。それは日本人の我々にとって危険地域であり、そんな地域を旅行するなんてとても考えられないかもしれない。しかし、実はそんなパレスチナ自治区でも比較的簡単に旅することができる地域(とはいえ何かあっても責任を取ることはできないのだが)がある。それがパレスチナ自治区ベツレヘムである。私達がニュースなどで目にする地域は同じパレスチナ自治区でも、旅行者が入ることができないガザ地区であることがほとんどだ。今回はこのベツレヘムでパレスチナ問題とそれをアートとして表現するバンクシーの作品を鑑賞し、これらの問題を学ぶ妄想旅行計画だ。

 このベツレヘムは歴史的に大きな意味のある街だ。それは昔も今現在も私達の世界で多大な影響を持つ人物、イエス・キリスト生誕の地である。ベツレヘムにはキリストが誕生したとされる場所に降誕教会が建立されている。また旧約聖書ではダビデの町とされている。紀元前1400年前にはすでに街を形成し、その後、ローマの侵攻や十字軍の遠征など幾たびの歴史を刻んだ街である。1967年第三次中東戦争でイスラエルが占領、その後今日までイスラエルの占領下にある。実はベツレヘムはイスラエル統治下にあるエルサレムから10キロしか離れておらず、エルサレム・ダムスクス門からバスで向かうことができる。そしてフル装備のイスラエル兵の検問を超えるとそこはパレスチナ人の街、ベツレヘムとなる。

 バスを降りると必ず自称ガイドがイスラエルはどんなにひどくて、パレスチナ人がどれだけ大変な思いをしているかを語ってくる仕組みになっているようだ。ランチで2、3000円するイスラエル側と違い、物価が安く安心して食堂に入れるのは嬉しい。今回はこのベツレヘムで妄想旅行へGO!

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?