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新卒で入る会社は幅広い領域でアウトプットができる環境に身を置いたほうがいい

早いことで社会人4年目になった。

入社から振り返って3年間、様々なことを経験し自分なりに力をつけてきたと思っている。

新卒就活で悩み苦労して入社を決めた会社を今年退職し、新たなスタートを切ったこのタイミングで初心に帰り感じたことをメモしてみた。

主に大学生や新人の方が対象になると思うが、昔の自分に言い聞かせるように記載してみる。

あの時に悩んでいた自分へ、結局やりたいことはわからない。

現に働き始めても自分がやりたいことが分からない人もいる。自分には何が向いている、何ができそうか、天職は自分が決めるものなのだ。

大学生は特に将来に不安を感じながら就活をしている。悩みはつきものだと思うが正直な話、やってみないとわからない。
ただ分からないなりに納得のいく就職にするために大学生のうちに自分とは何かを定めておく

https://note.com/brainy_dietes162/n/nf946e1025849

仕事はアウトプットから身につくものである。
私の出した結論は「新卒で入る会社は幅広い領域でアウトプットができる環境に身を置くべき」だ。

様々な経験を積み得意領域を知る

ベンチャー企業に入社した私がいうとポジショントークになってしまい恐縮だが、やっていないことを憶測で判断することはかなり難しい。苦手だと思っていたことが意外とできるかも...?ということも十分あり得る。

そのためには若いうちに色々経験できる会社に入るべきなのだ。

私は新卒でメディアの営業としてキャリアをスタートした。しかし単なる営業電話をかけるだけでなく、商談、提案から受注の一連の流れをこなし、編集と意見を交わしコンテンツ制作にも関わり、営業メニューを新たに作り変えプロダクトを強化したり、時には有識者やタレントにインタビューを行ったり、広告の運用、レポート作成までメディアにかかる業務を一気通貫で一人で行うなど業務の幅が広かった。
メディアの立ち上げからジョインしたプロジェクトもある。

色んなことをやるたびに都度、自分の肩書はなんだと疑っていた(笑)

しかしこれらの経験を通して得意領域が知れたのだ。
振り返ると上記に挙げた業務内容を一人でこなすのはきつかった。それでもしんどいと感じる中で部分的にココは面白い、好きではないけど嫌いではないということが感覚的にわかったことは非常に良かったと思う。

もしあなたも似たような感覚が味わているならかなりラッキーだと思ったほうがいい。

本当に面白いことなど一つもないという人は、仕事内容を分解して好き/嫌い、得意/不得意でマトリクスに当てはめてほしい

好き、得意:企画提案、アイデアだし
⇒さらにレベルアップを目指し応用する
嫌い、得意:営業アプローチ(架電、問い合わせ)
⇒市場価値が高まる領域、自分の心的ギャップを把握する
好き、不得意:関係調整力
⇒業務の仕方を見直し改善余地あり
嫌い、不得意:ひたすらABテスト
⇒逃げる

好きや得意がないからといって落ち込む必要もない。
考えるヒントとして、拒絶するほど嫌いでないならばそこにあなたの適性が眠っているかもしれないということだ。
全く思い浮かばなければとりあえず環境を変えてみるか、観察力を強化して内省をするべきだ。

続いてのステップでその仕分けした内容でそれが、なぜ好きなのか、嫌いなのかを言語化してみてほしい。
自分はこの場面、この能力で力を発揮するということを自分にも会社にも、その後の市場にもアピールしていくのだ。

仕事なんてつまらなくて当たり前

仕事はいかに楽しむかのゲームであり、楽しんだもの勝ちなのである。

人それぞれ違えば同じ業務をするにしても得意不得意は必ずでてくるもので自分の苦手な土俵で戦おうとしても芽が出ないのは当然のことだろう。

様々な経験を重ね、自分の軸がはっきりしたうえで軸の中で方向性をシフトしていけばいい。
すると自分のキャリアが自ずと見えてくる。

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