こんなに頑張っているのにまだ足りないの?
冬休み中には、家族でゆっくり映画を見る時間が取れました。印象に残ったのは『ミラベルと魔法だらけの家』。いろんな曲調の曲が散りばめられていて楽しいし、テンポもいい。家族がそれぞれの特殊能力をもっているという設定も面白いですよね。ディズニー映画の中でもトップクラスに面白かったなと思います。
どうしても学校でのことと関連させて考えてしまう…
面白い中にも考えさせられることがありました。それは、ミラベルが、家族に魔法の力を与える奇跡が弱くなっているのはおばあちゃんのせいだと詰め寄る場面。
こんなに頑張っているのにまだ足りないの?
おばあちゃんは、奇跡が続くように家族に厳しく完璧を求めます。特殊能力で街の人のために頑張っているのに…
これって学校でも近いことがありますよね。
クラスの子たちは頑張っているけど、それでもまだだとはっぱをかける。もっと、もっとと完璧を目指してしまう…
今の頑張りを認めること。
目指すべきゴール地点を共有すること。
ゴールに向けて今どの地点まで来ているかを共有すること。
そして、ゴールにたどり着いた時に何を得られるのかを明確にすること。
こういうことを子どもと先生が共有しないと、ただどんなに頑張っても認めてくれない、どこまでやればいいのという不満につながってしまうんだなと改めて考えさせられました。
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