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学校と世の中で求めているものにはズレがある?

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

ここ数年、朝のルーティンに読書を取り入れています。読むのは、ビジネス書や資産形成、コーチング、心理、物語、行動経済学…と様々。学校以外の世界を知りたくて、いろんな分野の本を読み漁っています。

そこで感じるのは、学校と世の中で求めているものにズレがあるのではないか…ということ。

たくさんの本ででてくる表現が「学校では、〜〜が正しいと教えられてくるから、社会人になって苦しい思いをするんだ」という表現。自分も先生の仕事をする中で、ズレを感じる場面があるなと思うようになりました。

百点満点が素晴らしい!

どうしても学校ではテストを実施し、それをもとに成績を付けていくから必然的に百点満点を取ることが素晴らしいという風潮がありますよね。真面目な人ほど百点満点を目指す。だけど、社会では?先生の仕事でもそうですが、出来は8割くらいでいい。その分、早めに提案して、沢山の人にもんでもらったり、やりながら調整したりしていけばいい。百点満点にこだわりすぎると仕事が進まなくなってしまいますよね。

カンニングは悪…

学校ではテストがどうしても重要な位置を占めているので、公平性を保つためにもカンニングは絶対許されません。でも社会では?今のネット社会では、どれだけ知識をもっているかは重要ではありません。だって、検索したら大抵のことはわかります。今は、必要な情報を探す力こそ大事ですよね。先生の指導案だって、1から全部作るなんて効率悪いですよね。いい指導案を見つけて、それを参考に自分なりの工夫やアイディアを足して作っていくのではないでしょうか?(だからといってカンニングOKにはなりませんが)



苦手なものでも頑張ろう!

大人の世界では、苦手な部分は、得意な人が補ってくれる。自分も得意なことで貢献する。自分の得意、不得意を受け入れて補い合うことで大きな力が生まれますよね。

子どもの今だからこそ付けないといけない力もあるので、世の中とずれていることが全て悪いとは思いませんが、今の子どもたちに付けたい力が、社会に出てから通用する力であってほしいなと思います。


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