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これが僕のバイブル映画!! 『ハイスクール・ミュージカル』

やっぱりNote一発目は、僕が一番大好きな『ハイスクール・ミュージカル』について語らせてください!!



ハイスクール・ミュージカルとは?

僕はドンピシャの世代ですが、おそらくこの記事を見ている3分の1の方は、名前は聞いたことがあるけど、どんな作品かは知らない人もいるでしょう。
ですからまずはどんな作品なのか説明していきます!!

©︎2006 Disney Channel

ハイスクール・ミュージカルとは、2006年にディズニーチャンネルで放送されたミュージカル映画です。
簡単に言うと、汚い部分をできる限り排除した高校生の恋愛映画です。笑

ただ、日本だとディズニーチャンネル自体の知名度があまりなかったので、知られてはいませんが、一歩海外に出てみると爆発的な人気を得た作品なんです!!
オリジナルキャストでは、3まで制作されていますが人気のあまり3作品目には劇場公開までされています

ここまで聞いた人は、なんで高校生の恋愛映画が人気なの?って思う人もいるでしょう。僕も7歳で見ていなければそう思っていたとも思います。
ただ、この映画は歌って踊って恋愛をする映画ではないんです!!

ティーン向け映画ではあるものの、大人になってこそ見てほしいくらい奥深い映画なんです!!


あらすじ

トロイはバスケットボールが得意なバスケ少年で、学校の人気者。ガブリエラは数学や化学を得意とする学校一の天才少女で、勿論成績はオールA。全く住む世界や立場が違う二人。

大晦日の夜に行われたパーティで、トロイとガブリエラは成り行きでデュエットする事になってしまう。初めて一緒に、そして気持ちよく歌えた二人。しかし、そんな楽しい時間は何時までも続かず、何とか顔写真を交換したもののガブリエラは姿を消してしまった。

そんな二人に運命の再会が待っていた。年明けにトロイの通うイースト高校に、転校生としてガブリエラがやってきたのだ。

Wikipediaより

あらすじを見る限りでは、本当にありきたりに思えてしまいますよね笑


なぜ爆発的人気を得たのか?

もちろん一番の理由は、主演を演じたザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンズの圧倒的なルックスの良さでしょう。

©︎2006 Disney Channel


それに加え、ディズニーで培ってきたミュージカル要素とロマンスが、アニメでは描かれなかった現実世界をテーマにうまく描けたからだと思います。さらに、映画で歌われている音楽がとにかく良いんです!!

特に、エンディングで歌われる"We're All In This Together"は、テレビや学校の体育祭などでも使われているため、聞いたことがある人もいると思います。


そして個人的に一番大きな要因だと思っているのは、ただの恋愛映画ではなく、テーマは「夢と現実に葛藤する高校生たち」だと思ってます。

僕は、この映画が公開されてから冗談抜きで100回以上(映画を見ていない親が曲を全部覚えるくらい)見てきてした。

小さい頃は、このキラキラした高校生活と歌われる音楽に釘付けでしたが、大人になってからこの映画の見え方がガラリと変わりました。


この映画から感じたこと

まず、最初に歌われる”Start of Something New"は、二人の出会いを描いた曲で固定概念に囚われた二人が、楽曲を通じて徐々に殻を破っていくところを見ることができます。

よく、ミュージカルはいきなり歌い出すから嫌いと言われますが、この曲は大晦日のカラオケ大会で歌う曲なので他に比べると抵抗がないはずです。

そして大盛り上がりをしたカラオケの後に、歌う姿以外何も知らないまま電話番号を交換した別れます。
そしてガブリエラが転校してくるって流れになりますよね。

ここから映画の深みが増していくんですよ〜
高校の人が知るトロイは、1年生からレギュラーの天才バスケ少年
だけどガブリエラが知るのは、歌がうまくて楽しそうに歌っていた姿。

この2人は、高校生活での一面ではなく、本当の自分を先に知ったんです!!
だからこそ理解し合えて、お互いの距離が縮まっていくんです!!

©︎2006 Disney Channel

次に彼らが隠していた一面が周りにバレると彼らは拒絶していきます。そして学校は変わっていくんです。

だけど、その変化をよく思わなかったお互いの友達が2人を引き離します…
このシーンは、まさしく"普通に生きろ”を強要してくる現代社会を見ているみたいなんですよね。

本当にこのシーンは怖さも感じるくらい雰囲気が一変しますよね。

©︎2006 Disney Channel


だけどここで終わらないのがこの映画なんです!!
まぁ綺麗に片付けてる感はありますが、そこは置いといて。笑

拒絶していたことを後悔した友達たちも巻き込んで、ミュージカルの主役を勝ち取るために協力していきます。
そして最大の見せ場となる"Breaking Free"

ここではこれまで歌ってきたシーンと違って、高校生活の一面しか知らない生徒たちの前で歌います。

彼らも引き込まれていくほど歌い上げる名シーンではありますが、ここで一番注目したいのは、生徒と同じく二人の隠していた一面を知らない両親もやってくるんですよね〜

僕はこの曲が一番好きです。お互いに本当の意味で殻を破り、本当の自分を人に見てもらうことができるようになったことが彼らの成長だと思ってます。

僕が周りから否定されがちな歌手という夢を目指しているからこそかも知れませんが、この葛藤から殻を破り成長していく姿が響いたんです。

その成長の後に描かれるのが、先ほど紹介したエンディングの"We're All In This Together"

ここで歌われるのが、一人じゃなくみんなで手を取り合って夢を叶えよう。って聞こえてくるんですよね。
彼らに協力してくれた人も、拒絶してきた人も全ての人がいることで夢を叶えることができる。

側から見ればディズニーが作る、ティーン向けのコッテコテラブロマンスだと思われがちですが、これこそが僕が思うこの映画の1番の魅力です!!

©︎2006 Disney Channel



さいごに

この映画に関しては語り出すとほんとに止まらなくなっちゃうのでここら辺で切りやめます。笑

もしかするとこんなに深いことはテーマにないのかも知れません。
ただこうやって感じられるくらい映画ってやっぱりすごいですよね!!

23年10月12日現在、ディズニープラスのみ見放題配信されてます。
ディズニー制作映画なので、おそらく今後もディズニープラスでは見れるはずです!! 
ディズニープラス加入されてる方は是非見てみてください!!



こんな感じで最新作も含めて紹介しながら自分の感想を語っていきたいなっ
て思ってます!!

ここまで見ていただいてありがとうございました。
皆さんの人生が映画で溢れますように。

©︎2006 Disney Channel

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