見出し画像

愚痴や不満を口にすることの最大のデメリット。【幸せから遠ざかる】

愚痴や不満、よく言う方ですか?

特に気を許した相手であれば、
言ってしまうという人も多いかもしれません。

また、不平や不満、愚痴ってスルスル口から
出てくるので、いつものメンツで集まって
愚痴パーティなんてこともあるかもしれませんね。

でも愚痴って、言った後はスッキリするけど
後々なぜかモヤモヤする。
なんだか気分が晴れない。

そんな経験をしている方もいるはずです。

愚痴って、一見言ったほうがスッキリすると
思いますが、思わぬ落とし穴が隠れているんです!

今回は、愚痴や不満を口にすることの
最大のデメリットについて、お話ししていきます。

愚痴や不満を言うことのデメリット


愚痴や不満って、どんな時に出てきますか?

よくあるのは、思い通りにいかない時や
想定外のトラブルが起きた時。
自分が不当に取り扱われたと感じた時などでしょうか。

そんな時、私たちの脳ではどんなことが
起きているのか見てみましょう。

人間は、何かの出来事をきっかけに、
脳神経に興奮物質が伝わり、感情を感じます。

ただ、その感情は基本的に90秒ほどしか
続かないと言われています。

すなわち、本来であればどんなことでも
90秒経てば落ち着くわけです。

「いやいや、そんなわけない!昨日起きたこと
今思い出してもイライラするもん!!」と
言う人もいるかもしれません。

後から思い返して、不満や愚痴でイライラしたり
モヤモヤするのはよくあることです。

ただ、それって実は当たり前のことではなくて
自分で「追体験」してしまっているんです。

改めて嫌な記憶をわざわざ思い返して、
自分自身をいじめているようなものですね。

その最たるものが、不満や愚痴を言う行為です。

不満や愚痴、自分にとってマイナスなことを
口に出すことによって、自分の耳が嫌な出来事を
再度聞き、脳にも再度認識されます。

その流れで、実はもうすでに終わったこと、
気にする必要がないことを、振り返って
わざわざ自分を痛めつけている状態なんです。

また、引き寄せの観点から言っても、
愚痴や不満は基本的にあまりよくありません。

愚痴や不満を口に出すと
「自分は今望んでいない状況にいる」
「私の周りにはよくないことばかり」と
自分に言い聞かせることになってしまいます。

その状態だと、本当は嫌なはずの現実を
より強く感じてしまい、ずっと自分が嫌だと感じる
現実が引き寄せられてしまうんです。

また、愚痴や不満を聞かされる相手の立場でも
考えてみましょう。

あなたの周りにも、いつも不平不満をこぼしている
人が何人かは思い浮かぶのではないでしょうか。

みんな話している時は楽しいかもしれませんが、
それが近しい友人や家族と考えるとどうでしょうか。

自分だって自分の生活で疲れているのに、
会うなり「聞いてよ!今日はこんなことがあって!」
と常々愚痴を聞かされるとどんな気持ちに
なるでしょうか。

なんだか、「はぁ…」と疲れてしまいますよね。

同居している場合は、家に帰りたくない、
話したくない気持ちになるかもしれません。

脳は、主語を認識できないため、相手から聞く
愚痴や不満はそのまま聞いた人の脳に届いて
しまいます。

そうすると、疲れたり嫌な気持ちになるのも
頷けますよね。

自分がスッキリするために愚痴を言っているとしても、
その愚痴が相手を傷つけている可能性がある
と言うことなんです。

まとめると、

  • スッキリするための愚痴や不満が、自分の脳にさらに嫌な現実を突きつけ、嫌な現実が引き寄せられていく

  • 愚痴や不満を聞かされる人は疲弊していく

このようなデメリットがあります。

こう考えると、愚痴や不満を言う行為って、
怖いことだと感じてきたかもしれません。

では、愚痴や不満を言いたくなった時は
どうしたらいいでしょうか?

対処法

①愚痴や不満を言っている自分を自覚する

まずは、最初から全て辞める必要はありません。

特に女性は、自分に起きた出来事を頭で整理
するために、口に出さないと落ち着かない習性が
あります。

そのため、愚痴や不満を言う機会も多いと思います。

「言ったらダメだ!」と我慢して溜め込むのも
限界があるので、まずは自分が愚痴や不満を
口にしていることを自覚できるようにしましょう。

この部分に無自覚だと、話していることの
80%が愚痴や不満、という状態になりかねません。

②愚痴や不満を言いたいと感じたら、
3回に1回は言わないことを選択してみる

愚痴や不満を口にすることを自覚できるように
なると、自分が愚痴を言いそうになった時に
「ハッ」と気づく瞬間が出てきます。

その時が、チャンスです!

3回に1回は、愚痴や不満を言いたくてむずむずしても
我慢してみましょう。

不思議なことに、あなたのモヤモヤや怒りは、
相手に話さなくてもなんの問題にもならないんです。

むしろ、言わないほうが頭からスッキリ
忘れてしまう、と言うことも多いと思います。

まずは騙されたと思って、愚痴を言いそうに
なった時は少し我慢してみましょう。

最後に

愚痴や不満を言いたくなるのは、どうしようも
ない部分もあります。

ただ、不平不満を言ってスッキリしたような感覚を
持つことが癖になると、問題ですよね。

自分にとって嫌な現実が引き寄せられて
より嫌な気持ちになることに加え、
周囲の人を疲弊させる可能性があるんです。

愚痴や不満が溢れる時って、自分が疲れていて
自分だけが損をしていると感じられる時が
多いのではないでしょうか。

そう言う時は、意識的に自分の好きな行動
(1人でカフェに行く、散歩をする、食べたいものを
食べる、寝る)をして、自分を楽しませて
あげましょう。

愚痴や不満を人に言うことで、自分の機嫌を直すの
ではなく、自分が喜ぶ行動を増やしてあげると
機嫌良く過ごすことにも繋がるためお得ですね。

また、オススメなのは、自分の身の回りのことで
感謝リストを作ってみることです。

職場、友人、家族、住んでいる環境など
種類別に感謝したいことをなんでもばーっと
書いてみるんです。

書いてみると、自分の周りにはありがたいことが
たくさん転がっているんだなと気付けるようになります。

自然と感謝の気持ちが込み上げてくる時、
愚痴や不満が頭を占めることも減っているはず
ですよ。

実は私も、以前は愚痴や不満をよく言うほうでした。

どんな時でも、自分にとってマイナスな方に着目し
「はぁ。嫌なことばっかり。なんで自分ばっかり」と
モヤモヤしていたものです。

ただ、感謝の習慣をつけたり、引き寄せの法則を
知ってからは、視点の変換ができるようになり
ネガティブよりもポジティブに目がいくように
なりました。

その結果、明らかに愚痴や不満を言う回数は
減りましたし、それに伴い自分にとって良いこと
ばかりが起こる感覚も感じます。

「自分はこう言う性格だから」と諦めずに、
習慣を変えてみることが、人生を変える1番の
近道だと感じます。

ぜひ、お試しください♪

今日も最後まで読んでいただき、ありがとう
ございました☻

この記事が参加している募集

習慣にしていること

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?