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インサイトマネジメントが組織を変える

会社の業績が思うように伸びない、社員が辞める、人が育たない、社員が指示待ちで主体性が無い・・・

そして、次に出てくる言葉が昔は良かったのにな・・・

確かに、日本のGDPはここ30年以上横這い、その中で最近は燃料費や材料費の値上げなど、多少販売価格に転嫁しても大きな利益回復にはならない現状が続いています。

しかし、一方で「今のこの現状さえ乗り切れれば、何とかなる」なんて思っている経営者、経営幹部が多くいるのではありませんか?

そして、これまでのやり方で、今を乗り切ろうとする。または、赤字が出ていないので「まあ、良しとするか、このまま頑張ろう」と言う感じで現状が変わらない

実は、このような考えが、日本の特長的な思考かもしれません、だから何とか頑張れているかもしれません、自分一人、自社だけだと、とうの昔に置いてけぼりになっていたかもしれません。

では、どうすれば現状を打開できるのか!
それは、「インサイトマネジメント」にあります。

図1

「インサイトマネジメント」は、上記の(図1)にあるように、思考⇒感情⇒行動⇒結果のプロセスの中で、思考と感情に焦点を当てたマネジメントのあり方を示唆しています。

思考を変えることは、物事の捉え方、見方を変えることです。つまり、閉塞感のある現状からチャンスを見つけ出すことに繋がります。

また、単にモチベーションと言う言葉で「感情」を捉えるのではなく、パフォーマンスを出す行動を引き起こす「感情」の引き出し方に焦点を当てるマネジメントです。

これまでも、ダニエル・ゴールマン氏が提唱した「EQ(心の知能指数)」もインサイトマネジメントの必要性を訴えています。

今の現状を変える、そして、さらに上の成果を目指す為の、方法が「インサイトマネジメント」にあると思うので、これから注目していきたいと思います。



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