シンデレラの屍を超えてゆく
お金持ちの男との結婚が女の理想という刷り込みを「シンデレラ・コンプレックス」と呼ぶなら、そこから脱却し、学問にはげむことやキャリア志向を「ジェイン・エア・シンドローム」と呼ぶらしい。
シャーロット・ブロンテの『ジェイン・エア』が脱シンデレラストーリーの原型であり、その後の女性作家にどれほど影響を与えたか、について論じる本を読んだ。※1
廣野由美子さんはNHK100分で名著の、『高慢と偏見』の回で知った。
最近は、シェリーの『フランケンシュタイン』に的を絞った批評を読んだが