退職金制度が無くなっていく日本?

退職金制度が無くなるか?

転職の妨げになっているとして
退職金の優遇を無くす検討に入っている政府。

日本の退職金は、一つの会社で長く働けば働くほど
退職金受取時、税控除があり、
税金を払わなくとも(又は少なく)一時金をもらえるようになっていた。

これが、転職を活発にしていないのではないかとなったのだ。

そもそも、退職金は日本独自の制度で。
日本式雇用
・終身雇用
・年功序列
・企業内組合
の3つ。これをうまく回すための一つに、退職金があった。

しかし、転職が当たり前になり
退職まで待って待ってお金を受け取るよりも
その場その場で受け取る方が従業員に良いのではないかと
退職金制度そのものをやめる会社も多くなった。

日本独自の退職金制度は、江戸時代にできたと言われ
「のれん分け」という言葉があるように
独立するときにお金を持たせて、独立支援をしたのが始まりとされている。

その後、工業化していった日本は、熟練工になるのに時間がかかり
時間かけて育ったのに辞められると困るので
満期のご褒美として、満期金が退職金のようになっていったようだ。

転職が増えてきた今では
退職金制度が合わなくなる。だから徐々に無くなっていくのだろう。

その分、老後の蓄えをどうするかを考えなくてはならなくなった。
すべてを会社に委ねるのではなく
個々人が考えなくてはならなくなった。

【今後日本はどうなっていくのか?】

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