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本当のメンタルの強さって何?

こんにちは、BPNです。
このnoteでは"本当のメンタルの強さとは何か?"について考えてみました。

「あの人はメンタルが弱い」、「あの人は鋼(ハガネ)のメンタル」みたいな言葉を職場でもプライベートでも聞くことはあると思います。

何かの要素を見て「あの人はメンタルが強い」、「あの人メンタルが弱い」と判断していると思います。
その判断軸は、突き詰めるとどういう要素なのか?というのを深堀りして考えてみました。

というのも、
その判断軸に「ん?」と違和感を感じる部分もあったからです。

メンタルが強い人、弱い人ってどんなイメージ?


まずよく聞くメンタルが強い人の特徴はこんな感じでしょうか。

メンタルが強いと言われる人の特徴

・人から何を言われても動じない
・失敗しても気にしない
・怖いもの知らずで飛び込んでいく人

どうでしょう、なんとなくイメージできるでしょうか。

次にメンタルが弱い人の印象はどうでしょう。

・人からのリアクションを気にしすぎる
・失敗を過剰に気にしてしまう
・常に自信がなく挑戦ができない

ざっとあげるとこんな感じではないでしょうか。

動じない人がメンタルが強いの?

まず、僕が違和感と感じたのは、
"動じない"、"気にしない"というのが果たしてメンタルが強いという要素なのかという点です。
逆に、"人のことを気にする"、"失敗を気にする"ということは本当にメンタルが弱いと判断して良いのでしょうか。

僕が思うのは、
"動じない""気にしない"というのは一見良く見えますが、
逆の見方をすれば"反応ができていない""リスクを考えられていない"ともとれるのかなと思います。
また少し、極端な見方をすると"人の気持ちへの理解が弱い"という捉え方もできます。

怖さを知らない人ほどガンガン前に進めると思いますが、
何度か失敗を経験している人ほど、同じ失敗をしないように躊躇して考えると思います。
これは過去の経験から学び、リスクを回避するという正しい動きだと思います。

"無知や無謀"は"勇敢"とは異なります。
なので、この差はメンタルの本質的な強さ、弱さを判断する要素ではないのかなと考えています。

メンタルの強さはボクサーのアゴのようなもの

メンタルについて僕の好きなボクシングで例えてみます。
(少々お付き合いください)
ボクサーはアゴが強い、弱いというポイントがあります。

アゴを殴られると脳が揺れるので、アゴというのはボクサーにとって急所です。そのアゴを殴られた時の耐久性も人によって強い、弱いがあります。
一般的にはアゴが細い人の方が弱く、グラスジョー(ガラスのアゴ)なんて言われます。

最近では、日本人ボクサーの井上尚弥 選手が世界を騒がしています。
各国の有名な選手として試合をして勝ち、今まで一度のダウン経験もない選手です。

前置き長くなりましたが、
その井上選手ですが果たしてアゴは強いのでしょうか。

恐らく、今はダウン経験もないため強いという見方の人が多いと思いますが、もしダウンすることがあればアゴが弱点だったと言われるでしょう。

何が言いたいかというと、
アゴもメンタルも崩れたら弱い、崩れなければ強いで判断されがちなのかなということです。
なので崩れた時の状況だけみてあの人は弱い、崩れないから強いというのも本質的な強さの要素ではないのかなと思ってます。
(例えがわかりづらくすみません。。。)


崩れた時に立ち上がれるか

では、本質的なメンタルの強さはどういう要素で判断ができるのか。
僕が本質的にメンタルの強さと思う部分は、
崩れた時に"立ち上がれるか"だと思ってます。

何か失敗したら落ち込むのは当然だし、人から怒られたり、嫌なことを言われたりしたら気分が下がるのも当然だと思ってます。
というか、むしろそちらの方が健全な状態なのかなと。

色々な失敗や挫折を経験しても、
また立ち上がり、そして一歩踏み出すことができる人こそ本当にメンタルの強い人だと思ってます。

もし失敗をしたり、人間関係が原因で傷ついたりしても、傷ついたから自分のことをメンタルが弱いなんて思わないで欲しいです。
そこから、立ち上がることができる人こそメンタルが強い人です。

僕も失敗ばかりで、落ち込むことも多いですが、
立ち上がり前に進んでいきたいと思います✨

今回も僕のnoteを読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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