見出し画像

アルゴリズムに追われる人の末路

昨日は立て続けにアポイントが入って、タスクがこなしきれていない川本です。長期休み前は、ほっとくとドンドン予定が入るため要注意!アナタもそんな状況じゃありませんか?年末は“ひとり会議”の時間を作る予定!

今回は先日、サポートをさせていただいた、企業の方の相談内容をご紹介します。集客・広報面についてのお話ですが、参考になる点も多いためシェアします!

フォローワーなどを求める落とし穴

先日お話したのは、とあるお菓子に関わる企業さん。インターネットを活用して、商品の販売する基盤を作りたいとおっしゃっていましたが、あまりWEB経由の売上はたっていない様子でした。普段から、SNSの情報発信はがんばっていて、中長期的にアドバイスをする機会があり、数値も伸びている印象でした。

ただ、SNSはどうしても、フォローワー、チャネル登録者数、いいね数、再生数 などの数字を求めがちです。僕自身もこの数字は成果指標としては、価値はある認識はもっています。経営者側は、こういった数値でしか評価をしないですからね。僕も情報発信するときは、この数値が気になるのも理解できます。

先日サポートした方も同様でした。ただ、今流行りは“リール動画”とか、“インスタの表に入れる文字数は・・・”と、アルゴリズムやテクニックに追われている様子でした。こういった経験って、ガンバっている人ほどあると思います。

見るべき人は、フォローワーではない

ただ、アルゴリズムはSNSの中で上位にあがりやすい傾向があることを決めているルールです。僕自身、別にインフルエンサーのように多くのフォローワーさんがいるわけじゃないですが、ちゃんと仕事自体はできています。圧倒的な拡散力がなくても、勝負できるフィールドはあるってことを伝えたいです。

#圧倒的な拡散力がある人はそれもすごい!尊敬しています!

これはアルゴリズムを無視しろって、言っているわけじゃないですよ!見るべき人は「お客様」であり、「見込み客=今後出逢いたい人」です。お客様にならない人ばかりを集めても、ビジネスに繋げることはできません。

その方との話で、情報発信方法や見え方・求めているコンテンツを、お客様にも聞いてみたらどうですか?とお伝えしました。SNSはコミュニケーションのツールです。お客様が求めているものを、追求した方が僕はいいと思っています。

そのあとに、テクニックで補えることがあれば、取り入れていくことが順番として大事です。もちろん、会社から仕事を任されている立場として、求められる数字はあると思います。ただ、本質から考えることが大切ではないかと感じます。

まとめ:テクニックより、お客様を第一に考える戦略の方が大事

ECサイトで商品を販売するためには、例えばSNSをバズらせるとか、フォローワーをむちゃくちゃ増やす戦略をとろうとする方は多いです。10年以上、経営をしていますが、このポジションを取るのは、売上をあげるより難しい領域です。うまくいっている方の状況を見ても、かなり腰を据える必要があります。

#ただ、ポジションをとれたら成果もでかいです!
#とれるなら、僕も狙いたい♪

ただ、中小企業の経営者の視点からすると、まず売上(利益)を出さなければ、事業を継続することはできません。だからこそ、ECサイトの売上を上げるために、ギフト(季節性の商材)を出すなど、今ある資源を活用した商材・情報発信ネタをつくり、そこに着地させるためにPRをする方がよっぽどかいいと思っています。経営指導をする際は、そのあたりを分解しながら、一緒に考えています。こういった思考プロセスの中で、試行錯誤していきながら、フォローを増やす等を考える方が、適正だと思っています。

僕が経営相談を受ける場合、いつも魔法な言葉をかけるのではなく、超地味なアドバイスをすることが多いです。もしかしたら、お客さんはそれを求めていないかもしれません。ただ、色々と挑戦してわかったことは、地味なことの方が成果を確実に出すことができます。時々やりきると、予想以上の結果を引き起こすこともありますよ^^。

このブログでは本質的なことを伝えて、地味だけどがんばれる仲間を増やしていけたらなと思っています♪一緒に地味なことをやり抜き、最高の2024年を一緒に作っていきましょう!


凡事徹底
ごく平凡な当たり前のことを徹底して継続して実行することが大切だ」


運営:株式会社BPL
シェアオフィスの仲間も募集中♪


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?