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7.[コラム]

〜心地の良い涼しさ、凪のような涼しさ、微かな灼熱さ〜

さて、私、
この度初めてコロナに感染いたしました。
話を聞く限り、どうやら職場で
もらってきたかのよう。
思っている以上に、後遺症がきつい。
倦怠感が生々しいのです。
お酒も、美味しいご飯も。
自分が思った以上に受け付けなくなった身体を、
労わることを知らないかのような、
世の中のスピード感に驚いてしまって。
以前はこんな情報量を、
かわしていたと考えると、
少し自分に驚いてしまいます。
そんな夜長、
ラテを啜りながら、
コーヒーの脂分のように、
少しひっそりとしておきたい、
そんな梅雨空の暑い夜です。



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自分が思考する際、どこに主眼を置いているのか。
ふと、我に帰るタイミングが最近多い。
それぞれのパーソナリティーの違い、
はたまた価値観、
はたまた経験。
お互いの芯に触れると、
思いもよらない変化が生まれる。そんな、
少し高揚感を抱く楽しみが、
ふと生まれる瞬間、
とても心地よいと感じる。
ただ、仕事をする上で、
そういった「ものさし」の違いを、
ふと自惚れ、の1つの思考としてしまい、
物思いに耽る時がよくある。
今日の業を自制する際。
違うものさしをもし自分が持っていたら、
と、終わりのない自省をしてしまう。
完璧でない生き物の人間が、
高みを覗いて、完璧を求める。
後ろで、氷が融ける音がした。


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そういえば、せっかく、だし。
エッセイを有料化してみてもいいかな、
と、ふと考えだしている。
身の回り、読んでいただいている、
そんな友人も多く、
私の深い瞑想も無駄ではないのか、
と、少し救われた気持ちにもなる。
そして、いいねの数なども見ると、
私のことをよく知らない、
そんな方々にも見ていただいている、
そんな一抹の嬉しさにも、
浸っている。
自分の気持ちを、
ありのままに思い浮かぶ言葉で、
表現をする、
そんな人としての営みを、
ふと思い出した気がした。
が、しかし。
結局有料化して、
何を追い求めたいのか、
ふと陽炎のように消えていく感覚。
もう少し、考えてみよう。




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最近、ある人から言われた言葉が、
ものすごくインスピレーションされている。
何かを相談したわけではないのに、
モヤ、としていた事柄について。
「どうせ人間も動物なんだし、まともに向き合ってもね」
ストンと肩の荷が降り、何かが過ぎ去った感覚。
人と繋がり、新たな感覚で攻めていく、
そんな新鮮味を感じた、真夏日の午後2時。



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話によると、もう銀杏の実がなっているそうで。
季節は正直に秋に進んでいますね。

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