第1章 子どもに与えた愛情は永遠に残る
〈愛情を与え続けると離れてもあなたを思う人になる〉というテーマで書いていきます。
私のおじいちゃんは私が6歳で亡くなった。当時は亡くなった概念がわからず、「なんでお母さんは泣いているの?」と私の背中にいるお母さんを見て思っていた。
だけど、だんだんおじいちゃんがいなくなったことを理解した。
それが『死』ということも子供なりにわかり、家族が寝ている中で声を殺して涙を流していた日を忘れたことはない。川の字で布団を並べて同じ方向に頭を向けている家族だが、私はお母さんの足元で自