フォローしませんか?
シェア
月見 まる
2020年4月2日 07:11
その昔、この世界を作った神がついたため息は……世界を渡る風となった。それは「Mam( マム)」と呼ばれ、「向こう側」と「こちら側」を渡り吹いていた。 マムは向こう側の世界で、様々な人の夢を通過する。その時、体に引っかかってくる風の子達は手足を丸め、まるで卵の様に見えたと言う。マムは必ずこちら側の世界の中心である「神の部屋」に戻ってくる。それを知っていた守護柱達はマムの通過点に網を張っ