見出し画像

2021 年 2 月のゲーム会の様子

2 月 28 日(日)に、BOX OUT でゲーム会を行いました。
先日受験を終えたばかりの 6 年生から、まだ塾に通っていない 1 年生まで、総勢 11 名の子供が参加してくれました。
また、普段通塾している子供達も、今回のゲーム会で初めていらっしゃったお子様達と混じって遊び、互いにとても良い影響を与え合っているのが見受けられました。

内容としても、様々なゲームに取り組みながら、有意義な時間を過ごすことができました。
本稿では、そんなゲーム会の様子から私達が学んだことをまとめます。

1. 学年間交流の重要性
様々な学年の子と接することに多くの学びがありました。
年長者は、しっかりと年少者の面倒を見てくれました。
そうやって身に付けていく能力や人間性もあると考えています。
特に、自分とは語彙力やコミュニケーション能力の違う、歳の離れた年齢の子にどう説明すればわかってもらえるのかを考えたり、ゲームの本質が何であるのかを端的にまとめて述べたりするのはとても良いトレーニングになったようです。
また、年上や年下との対戦では、「負けたくない」という気持ちも強くなるようで、いつになく真剣に取り組んでいた子もいました。
そのようにして、集中力や精神力の限界値が上がったようにも思われます。

2. ルール理解力の重要性
ゲーム会では、普段とは異なり時間があるので、じっくりゲームを行おうことができます。
そのため、長い時間を要するゲームも行うことができました。
そこで、初めてルールを覚えなければならないゲームが出てくるのですが、そのルールの理解力は、学力に比例していたように思います。
ただ、学年が上の子の方が理解力が高いというわけではないのが、興味深いところです。
これは、重要な示唆を含んでいると考えられます。
私達は「学力があるからゲームが強い」というのではなく、「ルールの理解力が高いから学力も育つ」のではないかと考えています。

普段は一緒に過ごしているわけではない人達と、ルールを共有し勝負する必要のあるゲームは、それを成立させるだけでも、子供にとっては難しいことのようです。
「コミュニケーション能力」「論理的思考力」とは、一概に言えるものではありませんが、子供たちがゲームに取り組み、それに対応していく姿を見ていると、そういった言葉で表現される能力が成長しているように感じますし、授業で指導することで育つ能力とは別の成長を促せているという実感を得られます。

私達の教室では、今後も定期的にゲーム会を開催していきます。
そこでは、ただ学習指導することでは育てることができない能力の成長を促していくことができると考えています。
普段通塾されていない方のご参加も大歓迎ですので、その際には是非ご検討ください。

また、BOX OUT では、学習相談を随時受け付けております。
もしご興味があれば、是非お気軽にご相談ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?